Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/f7813ba2a582d573506f9e35f2f7f39b7f4509e5
ネパールと中国の国境付近を襲った土石流は2日で発生から1週間が経ちました。 親せきが行方不明になっているというネパール人の女性に話を聞くと「できれば帰国して何か手伝いたい」と苦しい胸の内を語りました。 川沿いの穏やかな風景は一瞬にして飲み込まれました。 ネパールと中国で死者が1000人を超え、5100人以上の行方が分かっていません。 新潟市中央区に住むネパール人のバンダリ・サビナさん。日本に来て10年。介護士として働いています。 母国の被害を耳にしたのは仕事が終わって帰宅したときでした。 【ネパール人介護士 バンダリ・サビナさん】 「夜、仕事終わって帰ってきたらインターネット情報で、ネパールが1位になっていてショックだった」
首都カトマンズにいた家族とはすぐに連絡が取れましたが、親せきは家の1階部分が流されトンネル工事の仕事に出ていたいとこの夫の行方がいまだわかっていません。 【ネパール人介護士 バンダリ・サビナさん】 「トンネルの中で仕事をしている途中だったみたいで。トンネル見つかって探したみたいだけど、そこにいる皆さん居ない状況、誰も見当たらない」 ◇ ◇ 現地の水力発電所では…… ロイター通信によると作業員ら640人近くが閉じ込められているとみられています。 【NNNカトマンズ 富永大介記者リポート】 「発電所で行方不明になっている人の、家族などが電力会社に訪れています。こちらテーブルのガラスが割れていますが、家族が怒りをあらわにして割ったものだということです」 現場周辺の地図。アメリカ地質調査所によりますと、崩落したとみられるのはこの辺りです。 およそ100キロ下流まで押し寄せたという土石流。被害を受けた地域は自然が豊かな場所でした。子どものころ川遊びをしたことがあるといいます。
【ネパール人介護士 バンダリ・サビナさん】 「景色が一番きれい、川が泳げる。こんなにきれいだったところを、これから前と同じく直すのもどのくらいの大変さになるんだろう」 日本にいる自分にできることはあるのか……傷ついた故郷に思いを寄せます。 【母国で親せきが被害 バンダリ・サビナさん】 「どうすればまた同じ被害にならないとか、これからどうやってみんなの命を守るのかが、すごく心配。(ネパールに)帰って実際に行きたい。何か手伝ったりできることがあれば、手伝いたいしか考えられない」 いまだ見えない被害の全容。がれきや泥に阻まれ、救出活動は難航しています。



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