Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/498f0d36f0091d1bf351a6f02cd5bb3c4582cdba
カトマンズ、ネパール、8月31日 (AP) ー ヒマラヤ山地を襲った壊滅的な泥流により多数の人が下流に流され、ネパールのとある郡では、身元が特定される前に遺体を仮埋葬し始めた。これにより、ヒンドゥー教の葬儀の伝統が無視されているとの批判が起きている。 ネパール中南部のチトワン郡では、身元特定を待つ約250体の遺体と、仮埋葬のために急きょ掘られた溝がこの未曾有の惨事の規模を物語っていた。26日に発生した壊滅的な洪水と土砂崩れにより、ネパールとチベットで少なくとも800人が死亡、3000人以上が行方不明となっている。 当局者や報道陣が見守るなか、遺体を載せた車両の車列が緑豊かな森林地帯に入り、パワーショベルが赤い土に広い溝を掘り進めた。 法医学チームが対応に苦慮するなか、当局は29日、約100人の犠牲者の仮埋葬を実施した。 当局はDNAサンプルを保存し、顔の特徴を写真に収め、その他の身元特定につながる情報を記録しているという。遺体には照会番号が割り当てられ、後に遺族が引き取れるよう配慮されている。 高湿度と厳しい暑さによって腐敗が加速し、対応はさらに難しくなっている。専門家は、遺体を放置すれば病気のリスクが高まる可能性があると警告していた。 ネパールの外務事務次官は、身元不明遺体の仮埋葬は、赤十字国際委員会(ICRC)などの国際的に認められた災害管理プロトコルに従って行われたと述べた。 当局者は、埋葬は衛生上の懸念と収容能力の限界から必要とされた一時的な措置だと説明している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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