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【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は31日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前政権から便宜を受ける目的で尹被告の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告らに金品を贈ったとして、政治資金法違反などの罪に問われた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁、韓鶴子(ハン・ハクチャ)被告(83)の判決公判で、懲役2年を言い渡した。特別検察官側は、政治資金法違反の罪について懲役5年、その他の罪については懲役8年の合わせて懲役13年を求刑していた。 韓被告には実刑判決が言い渡されたものの、健康状態の悪化に伴う勾留執行停止の効力が来月2日まで続いているため、この日直ちに身柄を拘束されることはなかった。 共に起訴された教団元幹部のユン・ヨンホ被告には懲役6月が言い渡された。 地裁は、韓被告が元秘書室長や教団元幹部のユン・ヨンホ被告らと共謀し、2022年1月ごろ、尹錫悦被告の元側近で最大野党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)元国会議員(政治資金法違反の罪で実刑確定)に対し、政権による教団への支援を要請して政治資金1億ウォン(約1160万円)を渡したことを有罪と認めた。 また同年7月、呪術師のチョン・ソンベ氏(あっせん収賄罪で実刑確定)を通じて、金被告らにダイヤモンドのネックレスや高級ブランドバッグなどを渡し、教団に便宜を図るよう依頼したことも有罪と判断した。 22年3月に韓被告とユン被告らが教団の資金約1億ウォンを国民の力の議員らに供与したことも有罪とした。 一方、自身の海外賭博疑惑に関する警察の捜査に備え、ユン被告に証拠隠滅を指示した証拠隠滅教唆の罪と、22年5~7月にネパールとセネガルの政治家へ選挙資金として7億8700万ウォンを送金し、教団の資金を横領した罪については特別検察官法上の捜査対象ではないとして公訴棄却を言い渡した。 裁判所は、「この事件は被告らが教団の資金力を背景に大統領選を勢力拡大の機会と見なし、政治的影響力を拡大しようとする目的で行った犯行」と非難。教団側の要請の成否にかかわらず、国の政策に対する国民の信頼と期待が損なわれたと指摘した。 韓被告については、教団のトップであり、その地位や役割、ユン被告に責任転嫁する態度などを踏まえると実刑判決はやむを得ないとする一方、ユン被告が主導して計画した犯罪をおおむね承認したとみられる点や、個人の利益ではなく教団の勢力拡大のための犯行とみられる点は情状酌量の余地があると説明した。 判決を受けて教団側は声明を発表し、「韓総裁がそのような行為を指示したり、違法な目的であることを認識して承認したという判断は決して納得できない」として控訴する意向を示した。
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