Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/43d79e6c5b51dbe34ee1dd7fb70f43f33faea9a9
数千人の死者・行方不明者を出したネパール大洪水の惨事で、流されていく家々の中で1軒だけ最後まで持ちこたえた家屋が大きな関心を集めていると、ニューヨーク・タイムズ(NYT)が2日(現地時間)、報じた。 【動画】ネパール大洪水惨事が起きた当時、流される家々の中にある「奇跡の緑の家」 ヌワコット地域にあるピャクレルさん一家の家で、先月26日の大洪水で1200軒を超える家屋が破壊される中でも無傷で持ちこたえ、「奇跡の緑の家」と呼ばれている。 グーグルマップにはこの家が「洪水にもびくともしない家(Flood Proof House)」という名前で位置表示までされ、訪問客がここを訪れて写真を撮影するまでになっている。 ピャクレルさん一家は洪水が発生した当時、激流が家を襲うと3階のバルコニーに上がって救助を待ちながら、1時間以上にわたり周囲で繰り広げられる惨状を見守った。この様子はソーシャルメディアを通じて広く拡散した。 一家は水が引いた後、救助隊が作った仮設のはしごを使って無事救助された。住民の一人、ビシュ・マニ・リマルさんは「そんな状況で彼らが生き残ったことを誰が信じられるだろうか」とし、「私は彼らが生き残る可能性は1%もないと思っていた」と話した。 川の流れが収まった後、家は1階と2階が柱を除いてほとんど残っていない状態だった。一方、3階のバルコニーにあった洗濯機と洗濯物の山はそのまま残っており、水タンクや太陽熱温水器、小さな一家の祠、高い植物が置かれた屋上も無傷の状態を保っていた。 この家が洪水に耐えられた理由をめぐり、さまざまな推測が出ている。一部では、急流の流路側に突き出た尾根が家を守る役割を果たしたとみている。 ピャクレルさんは「この家は1995年に平屋建てとして建てられた後、増築された建物」とし、「家の柱を岩盤深くまで掘り込んで固定したため、家が持ちこたえられたのかもしれない」と話した。

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