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テレビ愛媛
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テレビ愛媛
全国的にIT人材が不足し愛媛県が海外の人材受け入れを支援するなか、県内企業にネパール人たちが内定しました。 県は県内企業でIT人材が不足しているため、アジア諸国の人材の受け入れを今年度から支援しています。 特に親日国であるネパールで人材を募集したところ、4月から県内のIT企業など 11社で14人の採用につながり、内定者らが27日に中村知事を表敬訪問しました。 このうちアシシュ・バトライさんは、コープえひめでシステム開発に携わることになり、「いい製品を提供できるよう、もっと学んでがんばる」と意欲を示しました。 県は来年度20人を目標に高度IT人材の受け入れを支援していくとしています。
テレビ愛媛
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[ダッカ 28日 ロイター] - 世界銀行は28日、大気汚染に関するリポートを発表し、バングラデシュは汚染改善に向けて近隣の東南アジア諸国との協力を強化する必要があると指摘した。 リポートは、バングラデシュにおける早死の原因の約20%を大気汚染が占めているとし、首都ダッカを世界で最も大気汚染が深刻な10都市に含めた。ダッカの一部地域では、微粒子状物質の濃度が世界保健機関(WHO)基準の20倍に達しているという。 ただ、大気汚染は空気流域に滞留するもので、リポートは南アジアにこうした流域が6つ存在すると指摘。バングラデシュ、ネパール、インド、パキスタンは共通の流域下にあり、協力して問題解決に当たる必要があるとしている。 世銀の南アジア地域統合担当者は「同じ流域下の南アジア諸国が一致したアプローチを取らなければ深刻な汚染レベルを下げることはできない。協力すれば、より良い結果が、より早く、より安価に出せる」と述べた。
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中国で最も人口が多い地域は広東省、最も人口が少ない地域は西蔵自治区。最も豊かな地域は北京市、最も貧しい地域は甘粛省…中国といってもその差は大きい。今回、ニッセイ基礎研究所の三尾幸吉郎氏が各種ランキングから中国の実情をみていく。 【画像】記事中の図表をまとめてみる
周知のとおり中国の国土は約960万平方キロメートルで日本のおよそ25倍、人口は約14億人で日本のおよそ11倍である。その巨大な国土の東部は広大で肥沃な沖積平野が広がり、その大部分は温帯に属し四季の区別が明確で暮らしやすい気候であり、人口密度の高い地域となっている。一方、西部はヒマラヤ(エベレストはネパールとの国境線上)、崑崙、天山、アルタイなどの山岳地帯や、ゴビ、タクラマカンなどの砂漠地帯が広がるなど気候の厳しい地域であり、人口密度の低い地域となっている。 そして人口のおよそ9割を占める漢民族と55の少数民俗がともに暮らしている。そして国内総生産(GDP)は2022年に121兆元(日本円に換算すると約2360兆円)と日本のおよそ4倍となった。そこで本稿では、中国各地の社会・経済をランキング形式で概観してみることとしたい。 中国は台湾を除くと31の省級行政区に分けられている。そこで各地域がどんな社会なのかをランキング形式で見てみよう(図表1)。最も人口が多い地域は広東省で1.27億人と日本の総人口を超える。一方、最も人口が少ない地域は西蔵自治区で横浜市とほぼ同じ人口である。 一人当たり域内総生産(GRP)を見ると、最も豊かな地域は北京市で日本円に換算すれば約370万円に達した一方、最も貧しい地域は甘粛省で約90万円にとどまっている。そして、豊かな地域は都市で生活する人の比率(都市化率)が概ね高く、貧しい地域は低いという傾向がある。 また、北京市や上海市など現役世代(15歳~64歳)が出稼ぎに来る地域は経済活動の担い手が多いので豊かになりやすい。反面、現役世代が出稼ぎに出る地域は、その子供や両親が地元に残る場合が少なくないため、従属年齢人口(若年者や高齢者)が多くなりがちである。そうした地域では教育や年金・医療などの負担が残された現役世代の肩に重くのしかかる。
経済概況も同様にランキング形式で見てみよう(図表2)。最も経済規模が大きい地域は広東省で約13兆元と日本円に換算すると250兆円ほどに達した。一方、最も小さい地域は西蔵自治区で4兆円ほどに過ぎない。過去10年の経済成長率を見ると、経済的に豊かで一人当たりGRPが高水準にある地域は成長率が低く、貧しい地域は成長率が高い傾向にある。これは経済格差が縮小してきていることを示す。また、豊かな地域は第三次産業(除く不動産)の比率が高く、貧しい地域は低い傾向にある。 なお、第三次産業(除く不動産)の比率が低い要因は大きく分けて3つある。第一に第一次産業の比率が高いためであり、新疆ウイグル自治区、広西チワン族自治区、青海省などがそれにあたる。第二に工業の比率が高いためであり、山西省、内蒙古自治区、寧夏回族自治区、江西省、福建省などがそれにあたる。第三に不動産・建築業の比率が高いためであり、河南省などがそれにあたる。経済発展は一般に、第一次産業⇒第二次産業⇒第三次産業という順番で進むとされており、中国にはさまざまな発展段階の地域が混在していると言えるだろう。
三尾 幸吉郎