Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/019f3774fd2bdef40f67496e61e15c4064bf9976
議長ポストなどをめぐる“金銭授受”疑惑に揺れる福岡県議会。これまで県議会は第三者委員会の設置に否定的でしたが、一転して設置を決めました。さらに隣接する熊本県で甚大な被害が出る中、海外出張から帰国した議長からは驚きの発言も…。混迷が続く福岡県議会は今後、どうなるのでしょうか。 【動画】“金銭授受”疑惑で方針が180度転換…第三者委員会は本当に真相解明につながるのか?弁護士の視点から解説
■「ネパールは天国」帰国した県議会のドン 第三者委の設置については…
8月5日、“海外出張”(日本獣医師会の業務)から帰国した福岡県議会のドンこと蔵内勇夫議長。記者からその内容を問われると、こう答えました。 (金銭を渡した先と名指しされた福岡県議会・蔵内 勇夫 議長) 「ネパールは天国だった」 そしてその数時間後、蔵内議長はネパールへの思いをこう語りました。 (蔵内議長) 「数十年ぶりにネパールに行きましたが今我々が失っている心の豊かさ優しい気持ちで接していただきました」
そして、“金銭授受”疑惑については―。 (蔵内議長) 「県議会として日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を弁護士会に要請したい」 利害関係のない弁護士などから構成される第三者委員会の調査については、「時間がかかる」などとして否定的な姿勢を示してきましたが、突然、方針を転換し、設置を決めました。 (蔵内議長) 「決して第三者委員会に否定的な考えを持っていたわけではない。私自身も第三者委員会で調査をしていただけるなら、それがベストだなと思っていた。私の説明不足があったということは、大変申し訳ないと思っている」
設置を求めていた吉松県議は…。 Q.一転して第三者委員会の設置に至った理由をどう推測? (金銭を要求されたと証言した福岡県議会・吉松 源昭 県議) 「一番大きかったのは県民、国民の声だと思う。ある報道によると4月からこれまでで3000件を超える意見や抗議の声が県議会に寄せられたと言われている。そういった大きな声に押されたのが一番大きかったと思う」
福岡県民も…。 (県民) 「みんな隠していると思います。だから信用できません」 「蔵内さん?あの方(海外出張から)帰ってきて、天国だったとか言っていた。地震が起こったのにね。あの方ってすごく無責任」 Q.第三者委員会の調査が始まりますが? 「(第三者委員会による調査を)しないと絶対だめだと思っていた。このままだったら腐りきるのでは」
■地震直後のパーティー開催…会長は辞任
一方、自民党県議団では、7月28日の熊本地震発生直後、松尾統章県議がものまね芸人らを招いた政治資金パーティーを開催していました。 (自民党県議団・松尾 統章 会長(当時)) Q.(パーティーは)やってよかったと思いますか? 「正直やってよかったと思う」 パーティー開催に批判が集まる中、この発言でさらに油に火を注ぐ形になりました。そして松尾県議は8月3日、自民党県議団の会長を辞任する意向を表明しました。 (松尾会長(当時)) Q. 自民党県議団に対する意見が続いているが? 「これはもう危機的な状況だと思っている」
■「50万円を渡した」カメラの前で証言 生々しい電話でのやりとりも…
そんな“危機的な状況”の中、新たな火種も…。 (金銭を渡したと証言した福岡県議会・江藤 秀之 県議) 「白い封筒に50万円ずつ」 自民党県議団の江藤秀之県議が吉松県議と共に会見を開き、「2020年4月、松尾県議ら幹部と飲食をしたあとお車代として50万円を吉松県議と折半して渡した」と騒動後、初めてカメラの前で証言しました。 すると、この2日後、江藤県議のもとには松尾県議から電話が…。江藤県議は、“圧力をかけられた”と感じたといいます。その時の音声が残されています。
■画像6:生々しい電話でのやりとり <電話の音声> (松尾会長(当時)) 「50万円の車代だけは本当に覚えてない」 (江藤県議) 「確実に私やっているので、そこは間違いないです。私が覚えていますから」 (松尾会長(当時)) 「こっちも吉松さんとはもうなんかケンカ状態みたいになっているから。江藤さんはまだうちの部屋(県議団)にいるなかでね、こんなん言ったもん勝ちみたいになるよ」 (江藤県議) 「そんなことはないですよ、言ったもん勝ちじゃないですよ。正しいこと言うだけで、ウソは言ってませんので」 (松尾会長(当時)) 「俺だってメンツがある地元での…」 江藤県議と一緒にお車代を渡したという吉松県議も…。 (吉松県議) 「(当時)これはお車代も入っていますから。気を付けてお持ち帰りくださいというようなことも言っている。それは知らなかったとか聞いていなかったというのは通用しない」
これまでNNNの取材に対して、4人の議長・副議長経験者が、自民党県議団の幹部らに対し「金銭を渡した」と主張しています。一方で、名指しされた5人は、全員が受け取りを否定しています。 そんな中、自民党県議団は8月7日、議員総会を開催しました。その中には実名で“金銭授受”疑惑を告発した江藤議員の姿もありました。
“金銭授受”を告発した県議と名指しされた議員が一堂に会する中、松尾会長の辞任が了承されました。 (松尾統章 会長(当時)) Q. 熊本地震直後のパーティーをやってよかったと今も思っているか? 「熊本地震があってもやってよかったとかそういう認識・発言をしたつもりはありません」 Q.開催については後悔している? 「後悔していますね」
そして、議員辞職は否定した上で、“金銭授受”については改めて否定しました。 (松尾会長(当時)) 「本当にもらっていないので、先日感情的に(江藤県議に)電話してしまったが、もらっていないものはもらっていない」 Q.どんな思いで江藤県議に電話をした? 「私自身は会長職とかではなくて、人対人という意味」 Q.圧力という認識はない? 「そうですね」 (読売テレビ「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」2026年8月8日放送)











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