Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/69a77f7e5f013b8a0eb815ed02e2bd1e389750fb
中京テレビNEWS
人手不足の日本。様々な場所で支えているのが外国人労働者です。しかしいま、困っている業界があります。 【画像】外食・介護の現場で働く外国人労働者 なごやめしの代表格、手羽先でおなじみの「世界の山ちゃん」。7日にオープンしたばかりの矢場町店には、平日にもかかわらず店内は多くの客が訪れています。
そのキッチンにいたのは、ネパール出身のボハラ・クリスナさん。正社員として、約4年前から働いています。 ネパール出身のボハラ・クリスナさん: 「自分の国でビジネスをしたが失敗して、(ネパールで)仕事してもそんなに給料はもらえないが、日本に来て8時間働けば給料が高い」
「世界の山ちゃん」で働く外国人の正社員は28人。アルバイトは約800人。 クリスナさんのような一部の正社員は「特定技能1号」という5年間働ける在留資格をもっています。深刻な人手不足となっている外食現場は今、外国人に支えられています。 しかし、今年4月、業界を揺るがす事態が…。 外食分野の「特定技能1号」の受け入れが一時停止されたのです。3か月がたって影響はここでも…。
「エスワイフード」人事総務部・笹野剛さん: 「4月に入社でビザの申請をしていた者が何人かいたが、現状7月の段階で、可否というか結果が出ていない者が何人かいる」 7年前に人手不足を解消しようと外食や介護などの業種に導入された「特定技能」制度。外食分野の受け入れ人数の上限は5万人となっていて、それがネックになっているといいます。 「エスワイフード」人事総務部・笹野剛さん: 「今アルバイトをしている留学生が『将来的に 山ちゃんで働きたい』という道が閉ざされている。願わくは5万人の上限をもう少し増やす対応をしてほしい」
「特定技能」の外国人に支えられている業界は他にもあります。 名古屋市内にある介護施設で利用者と話しているのは、インドネシア出身のナズリ・カイリナさん。介護分野の特定技能1号として1年8か月前に来日しました。 インドネシア出身のナズリ・カイリナさん: 「日本人の仕事のやり方がいいと思って勉強したい。利用者から『ありがとうお姉さん』と言ってもらうとうれしい」 インドネシアでは看護の大学に通っていたナズリさん。当時から日本語を勉強して、今は介護福祉士の国家資格の取得を目指しています。 この日、施設で行われていたのは日本語の勉強会。学んでいたのは、日常会話レベル以上の難しい単語を使った日本語です。介護の現場では病気の名前など専門的な用語を使うため高いレベルが求められます。 介護分野の「特定技能1号」は、資格が取れたら在留期間の5年を超えて働くことができます。しかし、試験を受けるには3年間の現場経験が必要で、事実上受験のチャンスはたった2回しかないのです。 こうした難しい条件がある中で今後、人材は集まるのでしょうか。
親孝行・小菅誠社長: 「(介護分野の受け入れ上限は)満員にはなりません。飲食とは別物と思ってください。これは国難と言っていいほど、人がいないという状況です」 また、在留手続きの手数料の値上げや円安なども影響してくるといいます。 親孝行・小菅誠社長: 「外国の人も考えますよ、円安だ、漢字が難しい。先々日本に外国人の労働者、特に介護は入らない気がします」 現場に欠かせない存在となっている特定技能の外国人。外食分野の受け入れ停止の余波はほかの業種にも広がるのでしょうか。





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