Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/12840c19e5d8d4e9e81ad0e57b3a3fea6e893227
JRT四国放送
◇ ◇ ◇
午後0時40分昼時の中徳島町。 そこには多くの外国人の姿が。 手に持ってるのはカップラーメン?
「きょうは辛いラーメン買いました!」 なんだか馴染んでいる様子。 ところでみなさん一体なぜ徳島に? 「こんにちは~」
その裏側にあったのは、日本で学ぶ留学生の増加! 今県内で増えている外国人留学生についてお伝えします。
(小玉) 「この時間は『増える外国人留学生 その背景は?』についてお伝えします」 「国内の外国人留学生の数は過去最多となり」 「入管庁によりますと、その数は2024年末で、前年の同じ時期に比べて約6万人増の40万2134人でした。 (宮下) 「新型コロナで一度減った時期もありましたが、過去最多を更新し続けているんですよね」
(小玉) 「県内を見ていきますと、2024年は743人、過去10年間でその数は倍以上になっている」 (宮下) 「四国内で比べても、愛媛や高知が多い時期もあるんですが、2024年は香川県に次いで多いとは意外です」 (小玉) 「一体なぜ増えているんでしょうか?その背景を取材しました」
「こっちは『何時に』です」 「こっちは?」 「何時から何時まで」
徳島市の穴吹カレッジ徳島校です。 ここでは、外国人留学生約230人が学んでいます。
「毎日何時から何時まで働きますか?」 「10時まで働きます」
母国で高校や大学を卒業後、さらに日本での進学を目指して学ぶ日本語コースのほか 「体の活動を抑えて睡眠で脳を休ませている」 介護福祉を学ぶコースでは、2020年から、日本語能力試験で日常的な日本語を理解できるレベルの留学生も受験できるよう門戸を広げたほか、留学生向けにビジネスやホテル経営を学ぶコースを新設してきました。
留学生の受け入れを広げる取り組み、学校側のねらいはどんなところにあるんでしょうか? (穴吹学園・留学サポートセンター木村 将士さん) 「日本人の18歳人口は年々減ってきているので、学校運営する側としても留学生の受け入れは積極的に考えていかない状況かなと」「日本の学生にとっても多文化の理解を深められるような学びにつながるかなと」
お昼休みにはこんな光景も。 ネパール出身の学生が作っていたのは、インスタントラーメンとキュウリなどを細かくして混ぜた母国のオヤツ「チャトパテ」 「うまい」 留学生のそのほとんどは、アジア圏出身の学生です。
「ネパールです」 「どうして徳島に?」 「専門学校のために来ました」
日本に来る留学生はアジア圏の学生が多く、出身別ではネパールの学生が前の年より1.5倍になるなど急増しています。
県内でも中国、ベトナムに次いでネパールは3番目の多さで、2024年より48人増えています。 留学生が日本に来る理由とは?
(留学生・ネパール) 「日本は他の国より安全だから、都会過ぎない所幾つかを紹介してもらったけど、徳島に一番興味があって」
(留学生・ネパール) 「将来の夢はいい会社で働きます」 「ホテルスタッフになること」 「ホテル旅館で内定もらいました」
(留学生・スリランカ) 「私たちは就職してもいいポジションにならないけど、5年のうちにチームリーダーになって営業したい」 「ずっと日本で働きたい」
(ミャンマー出身) 「介護福祉士になりたい」 「(将来母国で)自分の会社を建てたい」 留学生の目標は、日本で就職すること。 それぞれ将来の夢を持ち海を越えて来ています。
「さよなら、きょうはありがとうございました」 そして学校が終わると。 「学校終わったらアルバイトに行かないといけない、学費払わないといけないから」
専門学校では、学生を支援するため事故や病気など日本での生活の相談にのるサポートセンターを設置しているほか、フードバンクと連携し、食料品を週4日支援しています。
(穴吹学園・留学サポートセンター木村 将士さん) 「(留学生が)大変なところは、日本語が通じない所があるので、コミュニケーションをとるのがやはり一番大変」 「母国との違い、生活の違い、勉強だけでなく日本のルールマナーを学ぶのが大変だと思う」
(宮下) 「留学生は日本にステップアップを求めてやってきているんですね」
(小玉) 「一方、受け入れ側は専門学校だけでなく、四国大学でもここ10年間で、留学生が5人から2025年度135人に増えています」 「異文化交流などを目的に、交換留学のみだった受け入れを学部生にも拡大しています」
(小玉) 「また、2026年には、小松島市に約100人規模の民間の日本語学校が開校予定で、今後さらに留学生は増えていきそうです」 (宮下) 「一方で留学生が感じる苦労だったり課題はありますか?」
(小玉) 「留学生のアルバイトは週28時間までの制限があって、生活費や学費を稼ぐのが大変ということや」 「県内ではアルバイトの受け入れ先が見つかりにくいということもあり、サポートが必要という声がありました。 (宮下) 「県内で増えている留学生についてお伝えしました」
























0 件のコメント:
コメントを投稿