Source:https://www.asahi.com/articles/ASTC43JL2TC4PTIL00JM.html
永井靖二
この街で暮らしたい。そう切望する兵庫県尼崎市在住のネパール人女性の起業を支援する異色のシンポジウムが8日、大阪府豊中市で開かれる。外国人をめぐる制度や運用を厳格化したり見直したりする、最近の動きへの危機感が根底にある。
女性はラマ・スリジャナさん(28)。尼崎市南武庫之荘のコミュニティーショップ兼カフェ「子どもの未来を考えるお店『せいのお』」で、店主の中島和子さん(76)と暮らしている。
2020年3月に来日した。それまでは首都カトマンズで、日本人の施設長が運営する孤児支援施設で暮らしていた。
施設長が高齢になって認知症が進み、閉鎖が決まった。看護学生だったスリジャナさんは、帰国する施設長の介添え役として観光ビザで日本にやってきた。


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