Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/5022b588d955ff72bb3c707ea02d9c55f4fc78d4
配信、ヤフーニュースより
福島県の郡山地方広域消防組合消防本部の職員と福島医療専門学校の外国人学生は6日、郡山市の同本部で災害対応力を高める多言語対応訓練を実施した。同本部に外国人を招いての訓練は初めて。
外国人が日本で生活する上で必要な防災知識を備えるとともに、同本部通信指令課の職員の対応力を高める目的で実施した。
参加した外国人学生は、ネパール人とバングラデシュ人各2人。人が倒れている―との想定で、学生が母国語で119番通報。職員が民間の通訳センターに転送し、学生、職員、通訳者の3者間同時通訳で現場の状況などを聞き取った。119番通報にスマートフォンで撮影した動画を取り入れる「Live119」の活用方法なども確認した。
引き続き職員は学生に対し、事故防止の意識を高める予防救急講座を開いた。心肺蘇生法、自動体外式除細動器(AED)の取り扱いなど一般救急法に関する指導も行った。
同組合の管内には4千人以上の外国人が生活しているとされる。外国人からの119番通報を、通訳センターを介して対応した件数は2024(令和6)年度で3件、今年度の10月現在で5件だった。
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