2016年12月13日火曜日

日本来た意味 分からない ネパール留学生、過酷な労働で学業に支障

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161208-00000010-ryu-oki
琉球新報 12/8(木)、ヤフーニュースより

 沖縄県内在住のネパール人男性が日本語学校在学中、アルバイト先の工場で鉄骨の間に指を挟み、危うく切断するけがを負っていたことが分かった。日本語が不自由だった男性は学費や生活費などのため経験のない肉体労働に従事。「毎日疲れて勉強に集中できなかった。日本に来た意味が分からなくなった」。疲労で学業に専念できず、留学の目的を見失うほど追い込まれていた。

 「指先が取れそうに、ぷらぷらしていた。皮だけでつながっているようだった」。日本語学校の授業が終わると自転車で約40分かけてアルバイト先の工場に向かった。1日約4時間、強い日差しに照らされながら重い鉄骨を運んだり、4~5本まとめて機械で曲げたりする作業をした。疲労で頭が回らないまま作業に当たっていたある日、機械にかけた鉄骨の間に指を挟んだ。かろうじて指の切断は免れたが、左手の薬指には今も縫合の痕が残る。

 「日本でしばらく働いて稼いだ後、ネパールで家族と暮らしたい」。夢を抱いて学校に入学した男性は当時、ほとんど日本語が話せなかった。日本語が不十分な学生が肉体労働のアルバイトに就くことが多い。疲労のため学業に集中できない事例もあるという。

 負傷から約1週間後、学校から荷下ろしのアルバイトを紹介された。「けがもしたので断ったが『(学校側は)勝手にしろ』という感じだった。学費が払えないと思ったのかな」

 日本語学校を卒業後、帰国したい気持ちを抑えて県内で進学した。「いい仕事に就いて家族にお金を送りたい」。男性は現在、コンビニで深夜勤のアルバイトをしている。「(法律で定められている)週に28時間しか働けないから、深夜手当の出るバイトがいい。寝不足だが肉体労働よりはいい」と話し、傷痕の残った指先に視線を落とした。(嘉数陽)
琉球新報社

留学生の6割ネパール出身 沖縄県内、4年で18倍

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161208-00000009-ryu-oki

琉球新報 12/8(木) 、ヤフーニュースより
 日本学生支援機構(JASSO)の調べによると2015年5月時点で、沖縄県内の留学生2090人の内、60%に当たる1254人がネパール人であることが分かった。11年の県内在留ネパール出身学生は70人で、4年間で約18倍に増えている。全国では15年時点で20万8379人中1万6250人がネパール出身学生。4年でおよそ8倍に増えている。急増する影には経済的に困窮した学生が多い実態も見え隠れする。

 15年時点の県内ネパール留学生1254人の内、約78・5%(985人)が日本語学校生。週28時間以内の資格外活動(アルバイト)で生活費や次年度の学費を稼いでいる。

 外国人留学生にも県内の最低賃金額が適用される。現在の最低賃金は714円。28時間たっぷり労働しても8万円弱。「生活費も賄えない」と困窮状態を訴える学生が多く、不法就労を招きかねない実態もある。

2016年12月6日火曜日

旅券や保険証を日本語学校が管理 「失踪や犯罪防止」が理由 在留カードも

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00074425-okinawat-oki


沖縄タイムス 12/6(火) 、ヤフーニュースより
 沖縄本島南部の日本語教育機関(日本語学校)が、沖縄に身元保証人のいない全学生の旅券(パスポート)と健康保険証を預かり、本人に代わり管理していたことが5日までに分かった。失踪や犯罪利用を防ぐためとして、一時はネパール出身の学生に限り、入管難民法で本人の常時携帯が義務付けられた「在留カード」も取り上げていた。複数の学生によると、同校に旅券などの返却を訴えても「学費が全額支払われていない」などと応じてもらえなかったという。識者は「明らかな人権侵害だ」と指摘している。(社会部・篠原知恵、知花徳和)

 法務省の福岡入国管理局那覇支局は本紙取材に「たとえ本人の同意書があったとしても、学校が旅券や在留カードを預かるのは人権侵害行為に当たる」との認識を示した。身分証明に当たる在留カードの不携帯は入管難民法違反で、罰金20万円以下の罰則がある。

 同校は学生の入学直後から旅券、健康保険証を預かっている。さらに、今年5月、ネパール出身の学生数人が所在不明になった際、この学生らと同学年でネパール出身の約100人に限り在留カードも取り上げた。権利の侵害と抗議する学生もいたが、「逃げる気がないなら出してほしい」と迫り、全員分を集めた。

 この間、学生らは最長で約1カ月間、身分を証明できる旅券、健康保険証、在留カードを持たず、入管難民法に抵触しかねない状態に置かれた。

 同校は、旅券の預かりのみ入学当初に学生の同意書を得ていたが、複数の学生は「必要な時いつでも返してくれると言っていたが実際は違った。許せない」と話している。

 同校側は、旅券を預かった理由について「紛失防止」、健康保険証は「安易に他人に貸す学生がいて問題になったため」と説明。学生の同意を得たとして「取り上げたわけではなく、適切な対応」とした。在留カードは、ほかにも所在不明になる学生がいる恐れがあったため必要な措置だったとしている。近年、県内で失踪する留学生は相次いでおり、対応に苦慮する日本語学校は少なくない。

 留学生政策に詳しい東京工業大学の佐藤由利子准教授は「本来は教育的手段で解決すべきで、明らかな人権侵害と言える」と指摘した。

ネパールの水泳選手ら 東京パラ目指し神戸で合宿

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000004-kobenext-l28
神戸新聞NEXT 12/5(月)、ヤフーニュースより
 東京パラリンピックを目指すネパールの水泳選手3人が、神戸市北区山田町のしあわせの村を訪れ、7日まで日本の強化指定選手と共に合宿している。ネパールは昨年の大地震でプールが損壊するなど練習するのが難しい環境で、同国の競技団体から申し入れがあった。

 市は、東京五輪、パラリンピックの参加国との交流を進める「ホストタウン」に登録された。障害者向けの施設が充実する同村は、その趣旨に添い、海外からの事前合宿誘致に乗り出していた。

 今回、東京に向けて日本政府が主導する国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」事務局に、ネパールパラリンピック水泳連盟から依頼があった。

 選手らは2日に来神。4日は村内プールで、日本身体障がい者水泳連盟のコーチから、泳ぎのこつを教わった。大地震でがれきの下敷きになり、両脚を切断した後に競技を始めたラメシュ・ハッテリ選手(18)は「日本の練習環境がうらやましい。同じ施設がネパールにあればもっと練習を頑張る」と話す。

 ネパールの連盟会長サロジャ・スレスタさんは「母国には室内プールがないので、泳げる季節が限られている。トレーニングの機会が与えられ、本当にありがたい」と語った。

 選手らは今後、同村職員らの案内で「神戸ルミナリエ」などの観光もする。(藤村有希子)

青空に映えるピンクの花 熱海市内でヒマラヤ桜見頃

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161203-00000004-izu-l22

伊豆新聞 12/3(土)、ヤフーニュースより

 熱海市内でヒマラヤ桜が見頃を迎えている。市によると2日現在、渚町の第1親水公園の2本、下多賀の県立熱海高正門前の1本、市立多賀中体育館横の2本が満開で、色鮮やかなピンクの花が、市民や観光客の目を引いている。12月中旬まで楽しめそうだ。

 晴天に恵まれた2日、サンビーチ近くの第1親水公園では、市営駐車場横のヒマラヤ桜が、青空の下、華やかに花を咲かせた。散策で訪れた観光客は「とてもきれい」「暖かくて咲いたのかな」などと話しながら見入った。
 このほか、熱海高近くの「さくらの名所散策路」整備地に15本、長浜海浜公園に29本あるが、見頃はこれからという。
 ヒマラヤ桜は、1968年8月に、原産地であるネパールのビレンドラ元国王(当時は皇太子)から贈られ、翌年から下多賀の市営農場で育成、市内各地に植栽された。

ゾウに乗ったポロ競技が人気 ネパールで国際大会

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161203-00000022-jij_afp-int

AFP=時事 12/3(土) 、ヤフーニュースより
【AFP=時事】ネパールでは1982年以降、ある珍しいスポーツの国際大会が毎年行われ、選手から著名人、冒険好きの人々、そして時には初めて目にする人にも、大きな人気を呼んでいる。ゾウに乗ってプレーするポロ競技、「エレファントポロ」だ。
 ルールは馬に乗って行われるポロが基になっているが、違いはゾウ1頭の背中に2人ずつ騎乗するところ。1人はゾウ使いでゾウを操り、選手は得点を上げることに専念する。選手らが使用するマレットと呼ばれるスティックの長さは、ゾウの背中から地面の球を追えるように2.5メートルもある。

「スピードが遅くて簡単に見えるかもしれないが、かなりハードだ」とネパールを拠点とするチーム、タイガー・トップス・タスカーズ(Tiger Tops Tuskers)のキャプテン、ビム・バハドゥル・タマン(Bhim Bahadur Tamang)氏(62)は言う。同チームは2日に行われた今年の大会で優勝した。今年は英国、米国、オーストラリア、アイスランド、オランダ、スリランカなど10か国から選手が集まり、4人1組で8チームが参加した。

 ゾウでポロをするというアイデアが生まれたのはスイスのリゾート地。ネパールで初めてサファリツアー会社を起業した一人、A・V・ジム・エドワーズ(A.V. Jim Edwards)氏が、30年以上前に友人のポロ選手、ジェームズ・マンクラーク(James Manclark)氏と酒の席で思い付いたとされる。以来、エレファントポロのトーナメント戦はスリランカ、タイ、ネパールで行われてきた。

 エドワーズ氏が創業した旅行会社タイガー・トップス(Tiger Tops)が主催する毎年恒例の試合の招待客には著名人も多く、元ビートルズ(The Beatles)のリンゴ・スター(Ringo Starr)さんやコメディアンのビリー・コノリー(Billy Connolly)さんも名を連ねている。

 だが、主催者側はネパールで大規模な大会を行うのは今年で最後かもしれないと言う。タイガー・トップスの現代表でエドワーズ氏の息子のクリスチャン氏は、エレファントポロによってゾウの保護活動への関心が高まったが、来年は実施する予定はないとコメントしている。「ゾウの扱い方について、わが社は先頭を走って来た。そして、私たちのゾウには、ゾウのままでいてほしいと思っている。エレファントポロではそれが難しいのです」【翻訳編集】 AFPBB News

チベット仏教寺院の壁画、修復進む ネパール

Source: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00000026-jij_afp-int

AFP=時事 11/29(火) 、ヤフーニュースより
【AFP=時事】ネパールの人里離れたアッパームスタン(Upper Mustang)にある古い僧院の奥深くで、神聖な壁画を修復し、伝統的なチベット仏教文化を保存する闘いが本格化している。
 チベット高原(Tibetan Plateau)にはかつてのムスタン王国特有の文化遺産が残る。中国の文化大革命(Cultural Revolution)による破壊でチベット仏教は大きな損害を受けたが、1990年代初頭まで外国人に閉ざされていたアッパームスタンの僧院は破壊を免れた。それでも長年の風雨で傷んでしまったチベット最古の僧院を守ろうと、ツェリン・ジグメ(Tsewang Jigme)さん(32)ら画家たちが懸命に活動している。

 アッパームスタンのローゲカル(Lo Gekar)僧院は、チベット仏教の創始者によって建立されたもので、1960年代に中国の文化大革命により深刻な被害を受けたチベット最古の寺院群よりも古くから存在する。

 しかし遺跡の泥壁は風雨で浸食され、木製の梁(はり)は腐り、明るいフレスコ画はチベット教の寺院でろうそくの代わりに使用される、乳脂肪分を燃料としたランプの煙で黒ずんでしまった。

 アッパームスタンで行われた2年間にわたる修復作業には100人以上の作業員と職人が携わり、遺跡の清掃、壁の再建、腐った梁の交換、彫刻の修復などを行った。

 2015年4月、ネパールは大地震に見舞われ、全土で約9000人が死亡し、50万軒ほどの家屋が倒壊した。地震によってアッパームスタンの城壁都市ローマンタン(Lo Manthang)では、旧王宮をはじめとする多数の中世建築が被害を受けた。しっくいの層ははがれ落ち、壁にひびが入り、500年前のフレスコ画の破片は床に散らばった。

 アッパームスタンで壁画の保存に携わってきたジグメさんはその活動について、「泥を取り除くのに長い時間がかかったが、徐々に神の顔が明らかになってきた」、「村の長老たちはこうした壁画を守るためにできることは何でもした。今度は人類の遺産を守るためにわたしたちができることをする番だ」と語る。

 地震による被害の修復には、ジグメさんのような画家が重要な役割を果たすことになるだろう。【翻訳編集】 AFPBB News