Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/637bf565eb2e911213d28422432f1af7e62f96a2
私費で小学校を造るなどネパール支援に取り組んでいる和歌山県田辺市中辺路町栗栖川の前田八重さん(76)が、中辺路町温川の「パラダイスカフェ」で「ネパール曼荼羅(まんだら)展」を開いている。仏教の宇宙観などが緻密に表現された曼荼羅や同国の女性たちが手作りした布製品などを展示・販売しており、売り上げは全て支援活動に活用する。23日まで。 【〝古道の拠点〟30周年 道の駅「熊野古道中辺路」、和歌山県田辺の記事はこちら】 前田さんは栗栖川で「民泊あかつき」を経営。「あかつきプロジェクト」としてネパールで塾を運営しているほか、布製品作りなどを通じて女性の自立を支援する取り組みをしている。 30年ほど前、ネパールの隣国インドを旅行した際に校舎のない「青空教室」で学ぶ人たちと出会い、教育支援を意識するようになった。その後、ネパールの貧しい村に学校を造る活動をしている日本人と出会い、同国を訪問。ためた資金で、2010年にチトワン郡にある人口約350人のバテリ村に小学校を造った。 小学校はその後、子どもの減少に伴って別の学校に統合されたが、25年2月には、通学が困難な子どもや学校に行けなかった大人を対象とした「あかつき塾」として再始動。現在、子ども9人、大人6人の計15人が学んでいるという。 また、15年に発生した大地震で大きな被害を受けたカブレパランチョーク郡でも、地域活性化の支援を始めた。今回展示している25点ほどの曼荼羅は同郡出身の画家2人が制作したもので、曼荼羅を通じてネパールの魅力を知ってもらい、支援にもつなげたいと初めて開いた。 前田さんは「曼荼羅は24金や鉱物顔料を使って熟練の職人が描いたもので、芸術品としても価値が高い。多くの方に魅力を知ってもらえたらうれしい」と話している。 ギャラリースペースの開設時間は午前11時~午後4時。月、火曜定休。問い合わせはパラダイスカフェ(0739・64・0888)へ。
紀伊民報

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