釜石市の専門学校 ネパールの学生受け入れ前に企画展

 Source:https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240913/6040022984.html

09月13日　07時41分、Googleニュースより

釜石市の専門学校に来月、ネパール人の学生を迎えるのを前にネパールについて知ってもらおうと、民族衣装や雑貨などを展示した企画展が開かれています。

釜石市でことし４月に開校した専門学校「釜石市国際外語大学校」は来月、日本語学科を開講し、ネパール人の学生２０人が入学する予定です。

学校は、受け入れを前に地域の人たちにネパールについて理解を深め、歓迎する気持ちを持ってもらおうと企画展を開きました。

会場には現在、学生たちが通っているネパールの日本語学校などから提供された手作りのバッグや巾着、帽子などの民芸品や民族衣装、調理器具や食器、紅茶の茶葉など食文化にまつわるもの、それに伝統的な竹笛の楽器などが展示されています。

それぞれの展示物には現地での使われ方などについて説明が添えられていて、ネパールの生活や文化をかいま見ることができます。

また、この学校で外国語や観光を学ぶ日本の学生が、ネパールの祭りやことばなどについて調べ、写真や文章にまとめたスライドショーも見ることができます。

日本語学科の教員を務める佐々木美穂さんは「初めて受け入れる外国からの学生なので、地域のみなさんにもネパールの文化に触れて理解を深めてもらいたい」と話していました。
この企画展は、釜石市国際外語大学校で今月末まで開かれています。