Source:https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20240322/2040017027.html
高野町と仏教などを通じて交流を続けているネパールの駐日大使が、22日、岸本知事を表敬訪問し、若者を中心とした交流をさらに深めていくことなどを確認しました。
県庁を訪れたのは、ネパールのドゥルガ・バハドゥール・スベディ特命全権大使です。
ネパール西部のルンビニは、仏教をはじめた釈迦の生誕地で、2015年から仏教を通じて高野町と協定を結び、交流を続けていて、22日、岸本知事を表敬訪問しました。
はじめに、スベディ大使は、来年(令和7年)、協定の締結から10周年を迎えることについて、「大学どうしの連携といった若者の交流が重要になる。また、技能実習制度などで優秀な人材を送り出すなど、和歌山県と協力して関係を深めたい」と述べました。
これに対して、岸本知事は、「それぞれの高校生たちが行ったり来たりできるプログラムが作れないかと考えている。技能実習生も一緒に働く仲間として迎え入れていきたい」とこたえていました。
このあと、岸本知事は、和歌山の記念品として紀州漆器を贈呈し、大使からは、ネパールで作られたスカーフなどが贈られました。
スベディ大使は、「和歌山県は美しく人も優しくネパール人と似ている印象です。教育・文化・宗教などさまざまな面で交流を続けていきたい」と話していました。
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