Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/18e99eafe5636ef1843f6ffbef43b1e63858fddb
宮崎県に住む外国人数が、2024年6月、過去最多の1万494人に達し、日本語教師の不足が課題となっている。そんな中、日本語教師は「登録日本語教員」という国家資格となり、第二のキャリアとして考える人も増えてきた。2025年3月にスタートする「登録日本語教員」養成講座に注目した。 【画像】宮崎県内に住む外国人の数は、10年余で倍以上となり、過去最多となった
県内在住の外国人は増加が続く
宮崎県内に住む外国人の数は2013年の4262人から増え続け、2024年6月末には1万494人。10年余で倍以上となり、過去最多となった。 宮崎市の宮崎情報ビジネス専門学校では、ネパールやミャンマー、フィリピンなどから訪れた留学生約310人が日本語を学んでいる。一方で、外国人に日本語を教える日本語教師は不足しているという課題がある。
日本語教師は国家資格に
2024年4月から、外国人に日本語を教える教師は「登録日本語教員」という名称の国家資格となった。 日本語教師として働く柊崎黎捺さん。海外で仕事をしたいと2年前に資格をとり、公務員から転職した。(※柊崎さんの「崎」は「たつさき」) 日本語教師 柊崎黎捺さん: 毎日学生と接していて、知らなかった国のことを知ったり、自分が何気なく使っている日本語でも学生からの質問で、「こういう考え方があるんだ」というのを知ることが楽しい。学生がもっと日本を好きになってくれるような授業ができる先生になりたい。 宮崎情報ビジネス専門学校 有馬こず恵さん: 例えば、こちらの学校では常勤・非常勤の先生は約30名いる。そのほか、留学生、生活、働いている方、海外にルーツをもつ児童への日本語教育の場で需要が高まっている。
資格取得者は8割が40代以上
日本に住む外国人の数は385万人を超え、宮崎県内でも2024年、初めて1万人を超えた。日本語を学びたいというニーズの高まりに対し、日本語教師の資格をとる人は40代以上が約8割を占めているのも特徴だ。 宮崎情報ビジネス専門学校 有馬こず恵さん: 定年前後の方や、第二のキャリアといった、新たな仕事をこの日本語教師で、と考えている方も多い。 こうした中、「登録日本語教員」の資格を取るための講座が、3月からこの専門学校でもスタートする。 宮崎情報ビジネス専門学校 有馬こず恵さん: この講座は、オンラインと対面を併用した講座なので、遠方の方も受講しやすくなっている。 ぜひ、この機会に日本語教員に関心をもっていただけたらうれしい。 高まる外国人への日本語教育ニーズ。これから新たなキャリアとしても関心が高まりそうだ。 (テレビ宮崎)
テレビ宮崎
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