Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/be69c8d5644e92bddee772f5f3aa0ba656662d57
夜間中学の生徒数が2024年5月時点で1969人に上り、22年の前回調査から1・3倍となったことが文部科学省の調査でわかった。夜間中学の生徒は19年以降、増加傾向にあり、文科省は「不登校になった生徒らの学び直しの場としてニーズが高まっている」とみている。
調査対象となった夜間中学は県立7校、市区立45校、私立1校の計53校。通う生徒の国籍別では、日本は713人で前回調査から1・4倍となった。外国籍の生徒は、1256人で1・2倍になった。中国(358人)とネパール(288人)、フィリピン(121人)が多かった。
日本国籍の生徒に夜間中学に入学した理由を尋ねたところ、「中学校の学力を身に付けたいため」が359人(50・4%)と最も多かった。
文科省は、不登校などで中学校にほとんど通えなかったまま卒業した人も受け入れるよう各夜間中学に促している。今回調査では、日本の生徒の8割近くが中学校の卒業資格を持っていた。
外国籍の生徒の入学理由は「日本語が話せるようになるため」が508人(40・4%)で最多だった。
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