【北京共同】世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ、8848m)の標高を再測量する中国自然資源省の登山隊が27日、山頂に到達した。国営中央テレビが伝えた。天候などの条件を克服し、開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせて登頂した。中国独自の衛星利用測位システム(GPS)「北斗」を活用し、正確なデータを得るとしている。
エベレストは中国とネパール国境に位置する。標高は諸説あり地殻変動で変わっているとみられるが、1975年までにインドや中国が測った8848mが広く認知されている。99年に米国の調査チームがGPSによる精密観測で8850mと発表した。
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