新型コロナウイルスの影響で困窮する学生らに10万~20万円を給付する支援策を巡り、文部科学省が留学生にだけ「成績上位3割」程度の要件を課した問題で、撤回を求める男性がインターネットで呼び掛けて集まった5万5843筆の署名を29日、同省に提出した。
国会内での記者会見に同席したネパール出身で上智大大学院生のダリマ・タマンさんは「同じ大学に通う日本人との間に壁をつくるのはおかしい」と疑問を呈した。支援策では学校自体が対象外となる朝鮮大学校2年の男子学生(19)は「共通の敵は民族や文化ではなくウイルスだ。差別せず、等しく学びを保障して」と訴えた。
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