東京都大田区の外郭団体「国際都市おおた協会」は、区立小学校に通う外国籍の生徒の保護者向けに、学校行事の案内などの情報をまとめた冊子「外国籍保護者のための小学校案内」を作成した。同協会の公式サイトで無料ダウンロードが可能なほか、同協会で1冊300円で販売する。
日本語の読み書きができない保護者のために、英語、中国語、タガログ語、ネパール語、ベトナム語のほか、「やさしい日本語」の6言語で用意。冊子には、小学校に入学するまでの手続き方法や、学校内で使う用語集、学校の緊急連絡先などの情報を記載した。
同区では、外国籍区民が年々増加しており、同協会の多言語相談窓口には、外国出身の保護者から「小学校の仕組みや決まり事がわからない」などの声が多く寄せられていたという。
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