いわき市の高坂小(大石正文校長)は八日、新型コロナウイルスの最前線で闘う医療従事者に手作りのブルーライトでエールを送るライトアッププロジェクトを始める。
新型コロナウイルスの影響で学校行事が例年通りに行えず、代わりにできることを考え企画した。社会問題に目を向けながら子どもたちの想像力を育み、国際交流を見据えた息の長い取り組みとして、四年生以上の児童が参加する。
ソーラーパネルと蓄電池を備えた手作りキットを、子どもたちが組み立てる。キットは、同校で講師を務める島村守彦いわき自然エネルギー学校代表が、南太平洋のミクロネシアとネパールへ届ける予定で準備していた。
八、九、十二の各日に計約二百個を作り高台にある校舎三階の図書室から順次、照らしていく。
使用後のキットは、南太平洋のミクロネシアとネパールの子どもたちの読書灯として活用される。大石校長は「今年しかできない学習。充実した学びにつなげたい」と話している。
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