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【本別】ネパール人技能実習生のジャムナ・アチャラさん(23)は昨年夏、夫のサンジット・チャウラガインさん(28)が働く本別町内に生活拠点を移した。サンジットさんが町内で介護職として働き始めた2023年5月から離れ離れだったが、ジャムナさんも勉強を重ねて来日を実現させ、2年3カ月を経て本別で新たな夫婦生活を送っている。(佐藤匡聡)
サンジットさんは、ネパールの首都カトマンズでホテルに勤務する傍ら日本語学校に通い、19年に能力試験のN3(日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる)に、21年に日本の介護職として働くための語学と技能の評価試験に合格した。介護分野の特定技能1号として、23年5月から町内の小規模多機能型居宅介護事業所「清流の里」で働いている。
ただ、「1号」は原則として家族帯同が認められておらず、20年に結婚したばかりの夫妻は離れて暮らすことに。ネパールに残されたジャムナさんはその間、日本の介護現場で働くことを目標に勉強を重ねた。
技能実習制度の監理団体アジアヒューマンサポートセンター(東京)の支援を受けジャムナさんの来日が実現した。夫妻は昨年8月21日、サンジットさんが暮らす町内の公営住宅で828日ぶりの再会を果たした。
妻は技能実習生
現在、ジャムナさんはデイサービスセンターほんべつで技能実習生として働く。利用者と一緒に体操やレクリエーションを行いながら、介護の基礎を学んでいる。夫婦は別々の職場だが休みの重なる日は得意料理のモモ(ネパール風ギョーザ)を作るなど、日本での暮らしを楽しんでいる。
夫は介護福祉士へ
サンジットさんの最大の目標は、国家資格の介護福祉士試験に合格することだ。現在の特定技能ビザは通算5年までの在留期間が上限で、残された期間は2年を切る。
介護分野の特定技能1号は他分野と異なり2号がなく、長期在留を続けるには介護福祉士に合格して在留資格「介護」に変更することが必須。そうすれば家族と共に日本で安定した生活を続ける道が開け、将来的には永住を目指すことも可能になる。
ジャムナさんは「日本はきれいで、女の人に対して安全な国」と話す。サンジットさんは「専門用語が少し難しいが、社協がいろいろサポートしてくれているので頑張りたい」と意気込んでいる。

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