Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/dd00162929cf58a3ce1a12d11fb61af1ab2a09f9
配信、ヤフーニュースより
カトマンズ、ネパール、9月10日 (AP) ― ネパールで短期間実施されたソーシャルメディア禁止に対する抗議デモは9月9日、各地で激化し、政府関連施設や政治家の自宅が放火され、一部の指導者が襲撃される事態となった。
オリ首相は拡大する政権批判を受け辞任を表明したが、混乱収拾には至っていない。首相辞任後も数万人規模のデモ参加者が街頭にとどまり、道路を封鎖し、政府施設を占拠した。一部閣僚は軍のヘリコプターで安全な場所に避難した。
この前日には、若者を中心としたデモが首都カトマンズで発生。警察が群衆に発砲し、19人が死亡した。
ソーシャルメディア禁止措置は9日に解除されたが、死者の発生や政界の腐敗疑惑への怒りが収まらず、抗議は続いている。
オリ首相の辞表は同日、パウデル大統領に受理され、オリ氏は暫定政権を率いるよう任命されたが、実際の権限や所在については不明瞭だという。
パウデル大統領は国民に対し、さらなる事態の悪化を防ぐため対話による平和的解決を呼びかけた。一方、軍は声明で「治安維持に全力を尽くす」と強調したが、これまで兵舎にとどまっていた軍が、警察の制圧失敗を受け動員されるかどうかは不透明だ。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
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