Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/d550d7701df64f9f70afd11fb3af7716c4825014
大阪・関西万博で、唯一オープンできていなかったパビリオンである「ネパール館」が19日午後0時半すぎにオープンしました。開幕から3か月あまりが経過しましたが、これで万博会場の84のパビリオン全てが開館しました。
■工事代金未払いなどで中断…6月に工事再開
海外パビリオンをめぐっては、インド・ベトナム・ブルネイ・チリ・ブラジル・ネパールの6カ国が開幕日にオープンできなかったほか、アンゴラも開幕翌日から休館が続くなど、準備の遅れなどが原因でパビリオンが揃わない状態が続いていました。 その後、ブラジルとチリが4月16日、ベトナムが4月30日、インドとブルネイが5月1日、アンゴラ館が6月26日にオープンし、残す“未開館”のパビリオンはネパールのみとなっていました。 ネパール館は、工事費用の一部が国側から建設業者に支払われず、今年1月から工事が中断する事態が続いていて、必要な支払いが済み工事が再開したのは6月16日でした。その後、内装や装飾に関する工事が進められ、オープンできる状態になったということです。
■開館を前に来場者の列 レストランやヒーリング体験も
ネパール館は参加国が自前で建設する「タイプA」のパビリオンで、1階にはレストランやグッズ販売店、2階には仏像や織物など仏教にまつわる展示品が50点以上並び、「シンギングボール」という仏具でヒーリングを体験できるブースも設けられています。 開館を前に、19日は朝からパビリオンの前には来場者の行列ができていました。 大阪府吹田市から来場した50代の夫婦は、「1階にたくさんレストランがあるというのを知り、せっかくなら何か食べたいと思って来た」と話しました。大阪府箕面市から来場した女性は、「クリームがのったかき氷が珍しいと聞いたので注文した」と明かしました。 ネパール館は「美しい文化や自然、おいしい食べ物や思い出の品などを、ネパール館から日本や世界の友好的な人々にできる限り紹介したい」としていて、7月28日には延期されていたナショナルデーも予定されています。



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