Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/72b95cc8c70b75b461174fe91ef6505fad2986db
カトマンズ、ネパール、9月9日 (AP) ― ネパールの首都カトマンズで9月8日、当局がフェイスブックやX、ユーチューブなど大半の主要交流サイトを遮断したことを受け、数万人規模の抗議デモが発生した。政府は各プラットフォームに登録と監督受け入れを求めていたが、応じない企業に対し接続を停止したと説明している。
デモ参加者らは国会議事堂を取り囲み、鉄条網を突破。機動隊は催涙ガスや放水で応戦したが、多勢に無勢。数で圧倒され議事堂構内に退避した。
政府は国会周辺や政府庁舎、大統領官邸、市内の要所に夜間外出禁止令を出し、緊張が続いている。
政府によると、国内で広く利用されている約20の交流サイトに対し、繰り返し公式登録を求めてきたという。登録を済ませたTikTokやViberなど一部のサービスは通常通り運営されているが、未登録のプラットフォームは先週から遮断措置が取られた。
政府はSNSが「適切に管理され、責任を持ち、説明責任を果たす」ことを保証するための法案を国会に提出。これには、企業に国内での連絡事務所や窓口の設置を求めることも含まれる。
しかし、この法案は「検閲の道具」だと批判されている。人権団体は「政府に異議を唱える声を封じ、表現の自由や基本的人権を侵害する企てだ」と非難している。
(日本語翻訳・編集 アフロ)
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