Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/60b0b4d65062e5a28fd5ea16c0cf8fdaa265bdaf
【カトマンズAFP時事】ウクライナ人の女性登山家アントニーナ・サモイロワさん(33)が先週、世界最高峰エベレストの登頂に成功し、頂上で「ウクライナと共に」と書かれた母国の国旗を掲げた。 カトマンズに戻ったサモイロワさんは18日、AFP通信に「私たちは世界中からの助けを必要としている」と述べ、ロシアの侵攻下にある祖国への支援を訴えた。 サモイロワさんがウクライナ侵攻の知らせを聞いたのは、2月にメキシコ最高峰のオリサバ山の山頂にいた時だった。その後情報がもたらされたのは女きょうだいが避難していたキーウ(キエフ)のシェルターからで、エベレストの山頂に向かう途中には、志願兵として従軍している父と男きょうだいのことが心に重くのしかかった。 下山後、電話は友人らからの数多くのメッセージであふれた。父からは「私たちだけでなく、全てのウクライナ人の誇りだ」とメッセージが届いた。 サモイロワさんは七大陸最高峰制覇を目指す途上にあるが、まずはクロアチアに逃れた女きょうだいとおいに会った後、ウクライナにいる父と男きょうだいの元に戻る計画だ。サモイロワさんは「ただ彼らを抱き締めたい」と話した。
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