Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/88d2f0ba6139c3484ee74aabe16b6675fae4f69f
ロシアが上海協力機構(SCO)各国のスポーツ界トップを招いて〝緊急会議〟を開催することになった。 【写真】プーチン大統領の核カバンとおぼしきモノ ロシア国営通信社「タス通信」は「SCO加盟国のスポーツ大臣が、5月にタシケントで会合を行う予定だ。ロシアのスポーツ大臣であるオレグ・マティシン氏によって発表された」と報道。ロシアのスポーツ省が主導してスポーツ界に関する会議を行う運びとなった。 SCOは中国とロシアが主導する安全保障や経済における国際的な枠組みで、米国主導のNATO(北大西洋条約機構)に対抗する勢力として注目が集まっている。現在は中国とロシアのほか、インド、カザフスタン、キルギスタン、パキスタン、タジキスタン、ウズベキスタン加盟しており、アフガニスタン、ベラルーシ、イラン、モンゴルがオブザーバーとして参加。さらにアゼルバイジャン、アルメニア、カンボジア、ネパール、トルコ、スリランカが加盟待ちのパートナー国となっている。 そうしたNATOに対抗する勢力が、ロシア主導で各国のスポーツ大臣を招いて緊急会議を開催することになり、大きな波紋を呼んでいるのだ。 今回の会議はスポーツ界のトップが参加することから、ウクライナ侵攻によるスポーツ界の制裁への対抗案が議題に上がるとみられている。ロシアはかねて独自の〝五輪〟を新たに創設することを計画しており、SCOの国々に参加を求める可能性がありそうだ。 マティシン大臣は「国際連盟が下すすべての決定は今年の終わりまでに行われるので、これが〝問題〟を引き起こさないことを願っている」とスポーツ界への復帰を求める一方で「我々はどんな状況にも対応できる」と強気な姿勢。SCOを舞台にしてロシア主導の〝新五輪構想〟が進むことになるのか注目が集まる。
東京スポーツ
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