Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/e209a09b34b16e5957a08bcc50a5e96c1c7776d1
何事も「世界一」という称号がつくと、人は驚嘆するものである。しかも、世界最高峰の山に26回も登ったとなるとなおさらだ。
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ネパール人シェルパのカミ・リタさん(52)は今月7日、自身が持っていた25回の記録を更新し、世界で最も多くエベレストに登った“登山家”になった。登頂したのは最も一般的なルートである南東稜ルートで、そこから標高8849メートルの頂に立った。
エベレストは1953年にニュージーランド人のヒラリー氏とシェルパのテンジン氏が初登頂して以来、1万657回も登頂されている。今回のリタさんのように、複数回頂上を極めた人も少なくない。
ちなみにエベレストで亡くなった方は311人。リタさんが記録を更新した日にロシア人の登山家がキャンプⅠで亡くなっている。
実はリタさんの父親もシェルパで、ネパール政府が1950年にエベレストの登頂許可を発行した時からシェルパをしていた。リタさんも幼少時代からベースキャンプに荷物を運ぶポーターを務めてきた。リタさんの記録は今後も更新されそうだ。
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