Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/430c81a6c522641a246dd66b786d254e7066ce7e
新型コロナで影響受けた飲食業・宿泊業など 即戦力としての外国人留学生に大きな期待
長引く新型コロナウイルスの影響で、飲食業や宿泊業などサービス業では、慢性的な人手不足に悩んでいます。その救世主として今、期待されているのが、外国人留学生です。 『グループディスカッションのときは、「いいですね」「それすごいですね」といった、ポジティブなリアクションをしてください』、金沢市円光寺の専門学校アリス学園での授業のワンシーンです。 こちらの学校では、留学生たちが国内で就職するための専門知識を学んでいます。ちょうど今、自分の意見を日本語で伝えるという授業が行われています。 (久保田修平アナ) 「専門学校アリス学園」では、飲食業や宿泊業での就職をめざす留学生を育てるための、国際ビジネス学科を設けています。 2022年度は、ネパールやミャンマー、インドネシアなど8か国から24人が入学しました。 新入生たちはすでに、こちらの専門学校の日本語学科や、それぞれの国で日本語を学んできていて、即戦力の期待もかかります。 18日から始まった授業では、「かっこいい大人」について、それぞれ自分の考えを伝えます。 「知識が沢山あって様々な仕事ができる人です」「自分の責任がわかってそれを感知してその上、自分の好きな人や家族を守れる人」 専門学校アリス学園 国際ビジネス学科 立石昌広就職支援担当は、「一番は人手不足ということにもなると思うが、異文化を取り入れたいという企業が増している。社内の活性化が図られるという企業もある」と留学生の就職で、人手不足の解消のみならず、職場の日本人への相乗効果にも期待できると話します。 どの学生も、日本での仕事や生活に対して、貪欲に学ぼうとするその前向きな姿勢が初日から見られました。 モンゴルからの留学生(男性)は、「1年待っていた、コロナのせいで」「沖縄から北海道まで全国を旅して日本の文化に触れたい」 ネパールからの留学生(女性)「できれば金沢のホテルでフロントとサービスの仕事をしたい」「フロントとかサービスの接客や挨拶についても、きちんと教えてくれるので頑張って学ぼうと思っている」 留学生たちはこれからの2年間で、電話での応対や衛生管理の方法など、実際の職場で使われる専門的な日本語についても学び、即戦力としての日本での就職を目指します。
北陸放送
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