Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/c8ca736dcde0b5ccf0502c42f73f9c8c85ed2e0d
イギリスのコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」は、ビザなしで外国への渡航が可能な国の数を「パスポートの強さ」とした調査を定期的に行っている。 2022年1月に行った最新の調査結果は、日本のパスポートを「世界最強」と評価した。ビザの取得不要、パスポートのみで、最多の国に渡航可能な国が日本であると評されたのだ。 日本国民がビザを取得せずに渡航できる国は実に192カ国。ビザなし渡航は2019年は190カ国、2020年にはブラジルを加えて191カ国、さらに2021年にはオマーンを加えて192の国への渡航が可能となる。ちなみに最新の結果を受け、日本のパスポートランキング首位獲得は、4年連続となった。 以下、ESTA(電子渡航認証システム=Electronic System for Travel Authorization)オンラインからの情報を共有する。 *なお新型コロナウイルスの影響により、世界各国や地域で入国制限が行われている。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守することが必要だ。 ■世界「最強」のパスポート 今年の「ヘンリー&パートナーズ」による調査が明らかにした、上位10位の国は、ESTAオンラインによれば以下の通り。ビザなしで入国できる国、地域の数をカッコ内の数字で示した。なお、新型コロナウイルスによる一時的な入国制限は考慮されていない。 1. 日本(192) 1. シンガポール(192) 2. ドイツ(190) 2. 韓国(190) 3. イタリア(189) 3. スペイン(189) 3. フィンランド(189) 3. ルクセンブルク(189) 4. オーストリア(188) 4. オランダ(188) 4. スウェーデン(188) 4. デンマーク(188) 4. フランス(188) 5. アイルランド(187) 5. ポルトガル(187) 6. アメリカ(186) 6. イギリス(186) 6. スイス(186) 6. ニュージーランド(186) 6. ノルウェー(186) 6. ベルギー(186) 7. オーストラリア(185) 7. カナダ(185) 7. ギリシャ(185) 7. チェコ(185) 7. マルタ(185) 9. スロバキア (182) 8. ハンガリー(183) 8. ポーランド(183) 9. リトアニア(182) 10. エストニア(181) 10. スロベニア(181) 10. ラトビア(181)
日本国民がビザなしで渡航可能な国
■日本国民がビザなしで渡航可能な国は── 日本国のパスポート所持者がビザなしで渡航可能な国は、ESTAオンラインによれば以下192カ国だ(2022年1月現在)。 【アジア圏】 バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、中国、香港、インド、インドネシア、カザフスタン、キルギス、ラオス、マカオ、マレーシア、モルディブ、モンゴル、ミャンマー、ネパール、フィリピン、シンガポール、韓国、スリランカ、台湾、タジキスタン、タイランド、東ティモール、ウズベキスタン、ベトナム、パキスタン 【欧州圏】 ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フェロー諸島、フィンランド、フランス、ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ、グリーンランド、ハンガリー、アイスランド、サンマリノ、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ウクライナ、イギリス、バチカン市国、アルバニア、アンドラ公国、アゼルバイジャン、ジョージア、トルコ、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、アイルランド、イタリア、コソボ、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、オランダ、マルタ、モルドバ、モナコ、モンテネグロ、北アケドニア共和国 【アフリカ】 ボツワナ、カーボベルデ、コモロ、セネガル、セーシェル、ソマリア、南アフリカ、セントヘレナ、タンザニア、トーゴ、チュニジア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ、エジプト、エスワティニ、エチオピア、ギニアビザウ、モーリシャス、レソト、マダガスカル、マヨット、マラウイ、モーリタニア、モロッコ、モザンビーク、ナミビア、ルワンダ、サントメ・プリンシペ、レユニオン、シエラレオネ、ガボン 【カリビアン】 アンギラ、アンティグア・バーブーダ、蘭領アルバ、バハマ、バルバドス、英領ヴァージン諸島、英領ケイマン諸島、蘭領キュラソー、セントマーチン島、ボネール、シント・ユースタティウスおよびサバ、仏領アンティル、英領モントセラト、プエルトリコ、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、トリニダード・トバゴ、タークス・カイコス諸島、米領ヴァージン諸島、ドミニカ、ドミニカ共和国、グレナダ、ハイチ、ジャマイカ 【中東圏】 アルメニア、バーレーン王国、イラン、イラク、イスラエル、ヨルダン、クウェート、レバノン、パレスチナ自治区、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン 【アメリカ・オセアニア 他】 米領サモア、オーストラリア、クック諸島、アメリカ、アルゼンチン、ベリーズ、バミューダ、ボリビア、カナダ、チリ、コロンビア、ベネズエラ、コスタリカ、エクアドル、エルサルバドル、フォークランド諸島、仏領ギアナ、グアテマラ、ガイアナ、ホンジュラス、メキシコ、ブラジル、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、スリナム共和国、ウルグアイ、フィジー、仏領ポリネシア、グアム、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ニュージーランド、ニウェ、ニューカレドニア、北マリアナ諸島、パラオ共和国、パプアニューギニア、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、バヌアツ ──「場所を問わない働き方」がひろがる今。さあ、国を越えた就業も常識になるかもしれないwithコロナ時代に向け、われわれは「世界一国境を越えやすい旅券」をどう使うか?
Forbes JAPAN 編集部
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