Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/0da412554749f92b07cc83b103d55fb441b85502
大村市の大村入国管理センターに収容されているネパール人の39歳の男性が、適切な検査や治療を受けられず寝たきりの状態になったとして、国に慰謝料などを求めている裁判の第3回口頭弁論が、7日、長崎地裁で行われました。
訴えを起こしているのは、大村入国管理センターに収容されているネパール人の男性(39)です。
訴状によると、男性は2019年4月、施設内でサッカー中にケガをし、外部の医療機関での検査を希望しましたが施設側に先延ばしにされ、約5カ月後、股関節に近い太ももの骨が壊死していると診断されたとしています。
男性は適切な治療を受けさせてもらえず放置され、寝たきりの状態になったと主張、国に対し慰謝料など約387万円の支払いを求めています。
7日の3回目の口頭弁論で、原告側は「施設側はリハビリのため男性を老人福祉施設に入所させたが、根本的な解決になっていない。代理人弁護士との面会が30分に制限され、男性が裁判を受ける権利を侵害している」と主張。
そして「治療のため手術を受けさせてほしい」とする原告本人のコメントを読み上げました。
一方、被告の国側は「適切に対応してきた」と主張しています。
次回の裁判は4月26日です。
テレビ長崎
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