ダッカ発、Googleニュースより
2020年07月08日
バングラデシュ航空局は7月5日、新型コロナウイルス感染対策として定められていた商業旅客便の受入停止措置(2020年6月15日記事参照)の延長を発表した。前回の延長措置同様、今回も延長期限は定められておらず、次の通達で新たな指針が示されるまで、本措置が有効とされる。
前回までの受入停止対象国は15カ国・地域〔バーレーン、ブータン、香港、インド、クウェート、モルディブ、ネパール、オマーン、サウジアラビア、シンガポール、タイ、マレーシア、スリランカ、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)〕だったが、今回の受入停止措置では、マレーシア、スリランカ、トルコ、UAEの4カ国が7月7日以降対象から外される。これにより、日系企業が利用することが多い東南アジア経由の航路が、約3カ月半ぶりに再開されることになる。
また、これまでと同様に外国人がバングラデシュに入国する際、渡航前72時間以内に取得した新型コロナウイルス陰性を証明する英文の医療診断書(Medical Certificate)の提出が必須とされている。
日系旅行会社HISダッカ支店の熊木大輔支店長によると、7月7日時点で、マレーシア航空とスリランカ航空は、7月31日までの運休を予定。ターキッシュ エアラインズは7月16日以降運航予定だが、日本から渡航する場合、バングラデシュまでの移動時間は、イスタンブールでの37時間超の乗継時間を含めると57時間以上となる。そのため、7月中に渡航する場合は、総移動時間が30時間のカタール航空(ドーハでの乗継時間が14時間程度)を利用するのが最短だという。
(安藤裕二)
(バングラデシュ)
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