Source:https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20241029/6020022274.html
ネパールで児童養護施設を運営している社会活動家が南陽市の中学校で講演し、世界の子どもたちが置かれた状況に興味を持ってほしいと訴えました。
社会活動家の竹中俊さんは8年前からネパールの首都カトマンズで地元の人たちとともに、地震で親を失った孤児やストリートチルドレンなどが生活する児童養護施設を運営しています。
竹中さんは、29日、南陽市の赤湯中学校を訪れ、1年生およそ100人を前に講演しました。
このなかで、竹中さんは大学生のころ、友達にヒッチハイクに誘われたことがきっかけで世界各地を旅行するようになり、ネパールで貧しい子どもたちが自分の食事を削って客をもてなそうとする姿を見て、「食事のない子どもたちにご飯を届けたいと感じた」と活動の原点となった体験を紹介しました。
また、経済的な理由などで学校に行けなかったり、労働を強いられたりする子どもたちがいることを知ることで、世界の子どもたちが置かれた状況に興味を持ってほしいと訴えました。
講演を聞いた生徒は「普通にご飯を食べられることや勉強ができることが当たり前ではないことを知った。世界に貢献できるよう頑張りたい」と話していました。
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