Source:https://www.asahi.com/articles/ASSBZ4337SBZUJUB00KM.html
今春開校した岩手県釜石市の釜石市国際外語大学校に、外国人が学ぶ日本語学科が開設され、28日、1期生の入学式があった。
1期生は、すべてネパールから来た20歳前後の16人。10月中旬に入国した。同校が借り上げた市営アパートで集団生活しながら1年半の間、日常会話を勉強する。
男性はスーツ姿、女性は民族衣装のサリーを着て入学式にのぞんだ。入学生を代表して、ラワルユブラズさん(20)が「釜石は海がとてもきれいで、人が親切でやさしいです。卒業したらビジネスを勉強したい。自動車のメカニックにも興味がある」と、片言の日本語で抱負を話した。
学生を支援するために市広報で日用品の寄付を呼びかけたところ、食器やタオルなどが大量に集まった。
同校は龍澤学館(盛岡市)が運営。日本人向けの外語観光学科(2年制)と、留学生向けの日本語学科(1年半制と2年制)の2学科がある。開校準備の遅れから、外語観光学科に今春入学した2人が通うだけだった。
同校によると、今後は清掃などの地域活動に参加する一方、市民の支援組織を作る予定。来春にはミャンマーからの留学生を迎える準備をしているという。(東野真和
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