架空請求の詐欺、ローソンで防いだネパール人店長 疑ったのは電話番号「0101」

Source:https://www.chunichi.co.jp/article/1003673

Googleニュースより

2024年12月24日 05時10分 (12月24日 05時10分更新)

　架空請求の詐欺被害を防いだとして、岐阜中署は20日、ローソン岐阜長住九丁目店（岐阜市長住町）の店長でネパール国籍のラムサル・バンデュさん（35）に感謝状を贈った。最近日本で詐欺が増えてきたことを気にかけていたというバンデュさん。過去にも客を説得して被害を防いできた経験から「詐欺の電話は誰にでもかかってくる。気をつけてほしい」と呼びかける。

横林署長（左）から感謝状　を受け取ったバンデュさん＝岐阜中署で

　バンデュさんは11月11日午後5時20分ごろ、電話をしながら来店し5万円分の電子マネーを購入しようとした70代男性に目的を確認。男性は「パソコンに警告メッセージが出て、ウイルス解除のためにお金が必要」と説明した。バンデュさんは男性の電話相手の番号が「0101」から始まる海外からの通話であることを不審に思い、詐欺を疑った。日本語で説得し続けたものの、男性は電子マネーを購入しようとしたため、警察に通報。男性はようやく詐欺と認識したという。