Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/33fb3541c60334c3fb32d4b1dadc697c5c554396
Kate Abnett Alison Withers [ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス(C3S)」は9日、2024年は昨年を抜いて世界で観測史上最も暑い年となり、異常な高温は来年初めも数カ月間続くとの予想を発表した。 C3Sによると、1─11月の平均気温は非常に高く、地球の気温が産業革命以前(1850─1900年)と比べて初めて1.5度以上上昇した年になることも確実だという。 C3Sの研究者ジュリアン・ニコラス氏は「地球の気温は依然として記録的な高水準にあり、今後数カ月はこの状態が続く可能性が高い」とロイターに述べた。 24年は異常気象が世界を襲い、イタリアや南米で深刻な干ばつ、ネパール、スーダン、欧州では洪水、メキシコ、マリ、サウジアラビアで数千人の死者を出した熱波、米国とフィリピンでは壊滅的なサイクロンが発生した。 アゼルバイジャンで先月開催された第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)は、発展途上国向けの気候変動対策の資金支援に関して、先進国が中心となり35年までに年3000億ドルを拠出することで合意した。ただ、会議では資金拠出などを巡り先進国と途上国との間のあつれきも表面化した。
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