Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/b092e93947ffb7d17818039a900cdf1772fd5643
配信、ヤフーニュースより
大村入国管理センターに収容されているネパール人の男性が、適切な検査や治療を受けられず、放置されたとして、国に損害賠償を求めている裁判の第一回口頭弁論が、26日、長崎地裁で開かれました。
訴状などによりますと、大村入国管理センターに収容されている、原告のネパール人の男性(38)は2019年4月、施設内でサッカーをしてけがをしました。
MRI検査を受けたのは、けがから約4カ月後で、股関節に近い太ももの骨が壊死していると診断されました。
男性は、適切な検査や治療を受けられず、放置されたため歩行困難となり、1日のほとんどを寝たきりで過ごす苦痛が続いたとして、国に対し、380万円余りの損害賠償を求めています。
26日、長崎地裁で開かれた第一回口頭弁論で、原告側は「入管施設に収容されると人は人でなくなるのか」「国は男性の健康を奪ったことに対する責任を取る必要がある」と意見陳述しました。
一方、国側は「対応は問題なかった」という趣旨の答弁書を提出し、請求棄却を求めました。
テレビ長崎
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