Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/384df5dc270e2ca180ca2e1d84c551f05291262f
中国チベット自治区のネパール国境地域で土砂崩れによる大規模な人的被害が発生し、現地当局が数百人の救助要員を現場に投入するなど緊急対応に乗り出した。 26日、中国国営新華社通信・中国中央テレビ(CCTV)によると、この日午前10時30分ごろ、ネパール側で地滑りが発生し、チベット自治区シガツェ(日喀則)市の吉隆県・吉隆口岸で多数の死傷者と行方不明者が発生した。 ただ、当局はこの日午後まで具体的な死者、負傷者、行方不明者の数を公表していない。 中国自然資源省は今回の事故の原因について、ネパール側で発生したと推定される雪崩が重大な連鎖災害を引き起こした可能性があると説明した。 この影響で被災地域に通じる道路と通信・電力網はすべて寸断された状態だ。当局は安全のため、吉隆からネパール国境方面に向かう道路をこの日から7日間、双方向で全面通行止めにすることを決めた。 当局はこの日午後、専門家を現場に派遣して救助作業と二次災害の防止を支援するなど緊急対応に乗り出したほか、中国軍と武装警察も救助作戦に入った。 財政省と応急管理省はこの日、中央自然災害救援資金1億2000万元(約28億円)を、国家発展改革委員会は別途中央予算1億元を緊急配分するなど、中国は今回の事態に現在までに計2億2000万元を投入することにした。 これとともに関係当局はテント、ストーブ、衣類・寝具、折り畳みベッド、防湿マットなど中央政府の救援物資3万点をチベットに緊急支援した。 事故発生後、習近平中国国家主席は総力対応を通じて人的被害を最小限に抑えるよう指示し、「モニタリングと早期警報を強化し、科学的な救助に重点を置いて二次災害の発生を防がなければならない」と強調した。

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