Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/6435e8fae598812220f5e61e2d6acfb0af2eb887
配信、ヤフーニュースより
「秀賢(スヒョン)の名前で奨学金を受け取ったアジアの学生は皆が自分の息子、娘のようです。他国でどれだけ生活が苦しかったか。彼らには是非夢を実現してほしいです」 ■子どもが住みやすい国8位は韓国、日本は?
2001年に東京・新大久保駅で日本人を助けようとして亡くなった高麗大生、李秀賢(イ・スヒョン)さんの母親、辛潤賛さんが20日、映像による懇談会を開いた。新型コロナウイルスの影響で26日に日本で開かれる20回忌追悼式への参列が困難になり、釜山市の自宅から日本社会にメッセージを送った。 辛さんは「李秀賢精神」を広めるために創設された「LSHアジア奨学会」の奨学金受給者が今年で1000人を超えることを評価した。奨学会の名誉会長として活動する辛さんは「秀賢が死んで20年になるが、一度も会ったことがない方々が今でも奨学金を拠出している。李秀賢という名前一つにこれほどたくさんの支援をしてくれることに感謝を申し上げる」と語った。 昨年までに李秀賢さんの名前で奨学金を受け取った学生は韓国人242人を含む998人だ。中国、ベトナム、ネパール、モンゴル、カンボジア、パキスタンなど18カ国の学生に1人当たり約10万円の奨学金が支給された。 辛さんはNHK、毎日新聞、読売新聞、産経新聞の記者の質問に答え、過去20年間の思い出として、追悼ドキュメンタリー映画「かけはし」が各地で上映されたことを挙げた。李さんが亡くなった後、日本人から受け取った手紙は2000通を超えるという。辛さんは「(息子を追悼する方々が)想像以上によくしてくれた。それで悲しみが落ち着き、20年間を送ることができた」と話した。今でも釜山にある李さんの墓に訪れる日本人がいるという。 辛さんは韓日両国政府に対し、「日本と韓国は本当に近い国だ。釜山からソウルまでの距離よりも釜山から福岡までの方が近い。互いに一歩ずつ譲歩し、国民が安らかに暮らせるようにしてほしい」と提言した。
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