Source:https://www.cnn.co.jp/business/35164315.html¥
(CNN) ネパールの民営航空会社ブッダ・エアーの旅客機が行き先を間違え、目的地から約400キロ離れた反対方向の空港まで飛んでいたことが分かった。
同機は今月18日、乗客69人を乗せて、ネパールの首都カトマンズにあるトリブバン国際空港を出発。北西方向にある同国第2の都市、ポカラに到着した。しかし本来の目的地は南東にあるジャナクプルの空港だった。
ブッダ・エアーの責任者は、連絡が行き届かず業務の手順が守られなかったことが原因だと述べた。
ネパールでは冬の間、始業時間を繰り下げる空港が多く、短時間に多数の便が集中することも珍しくない。これが混乱を招いたとみられる。
目的地と違う空港へ連れて行かれた乗客は驚いたはずだが、大きな騒ぎにはならなかった。ブッダ・エアーは操縦士にポカラからそのままジャナクプルへ向かうよう指示し、直行便のない両都市間を飛ぶ特別な許可を取った。大人66人、子ども3人の乗客は、予定より数時間遅れて無事目的地にたどり着いた。
同責任者は、このミスを受けてすでに運航マニュアルを修正し、今後乗務員らを対象とした研修を実施すると述べた。
旅客機が目的地を間違えるケースは、これが初めてではない。昨年3月には、英ロンドンを出発して独デュッセルドルフへ向かうはずだったブリティッシュ・エアウェイズ機が、誤ってスコットランドのエディンバラに行ってしまうハプニングもあった。
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