Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/09b199385ffed210c47c4952140d51910cfefe1e
(CNN) 英国内務省は1日、アフガニスタンで英軍や英政府に協力して働いたアフガン国民に対し英国内で永続的に居住出来る資格を付与するとの方針を明らかにした。 報道発表文で、アフガンを対象にした移住政策に基づき既に英国内に滞在するアフガン国民は保持する一時滞在許可を無料で永住権へ変更出来ると説明。制限なき就労や、将来的に英国市民権を申請出来る選択肢も保証されるだろうとした。 ジョンソン英首相は声明で、「アフガンで英軍と共に働いたアフガン国民には大きな借りがある」とし、「彼らとその家族に英国内で人生を再建するのに必要な支援を与える決心だ」と述べた。 英政府は既にアフガン人協力者を受け入れる教育事業への財源も用意している。大学進学への奨学金や成人向けの英語習得コースなどが含まれている。 一方、英国防省の高官筋は2日までに、アフガンから退避してきたアフガン軍特殊部隊の兵士を英国軍に取り込む可能性があることに言及した。ただ、正式な決定はまだとした。 英PA通信によると、この計画には退役軍人でもある保守党の議員らが賛同しているという。 英軍への編入の対象者は、英特殊部隊から厳しい訓練を受け、数年間の実戦経験も持つ数百人規模のアフガン国民。自らの選択に基づいて英軍に組み入れることや他の軍務に従事させることを想定している。 編入案を最初に報じた英紙デイリー・テレグラフによると、広範な訓練を受けた兵士の活用の機会を軍指導部に与えるのが目的で、ネパール出身のグルカ人部隊を参考にしているという。
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