Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/62c73d6bf84651c0224c567deed1d36ea27cc14c
新型コロナの影響は、岩手県内で学ぶ外国人留学生の生活にも及んでいる。盛岡市の専門学校グループでは、アルバイトが減って生活が苦しい留学生に食料品などを配る「フードバンク」の取り組みが行われた。記者「フードバンクには、ティッシュペーパーやお米、コーヒーやお菓子など様々なものがある」。盛岡市のMCL専門学校グループでは、約80人の外国人留学生が学んでいる。留学生の多くは、飲食店を中心にアルバイトをして生活しているが、新型コロナウイルスの感染拡大で、働く機会と収入の減少に苦しんでいる。フードバンクの取り組みをMCL専門学校グループで行うのは初めてで、教職員や民間団体から寄せられた食料品や日用品が無償で留学生に提供された。数量に限りがあるため、提供品には値段がつけられ、買い物をするのと同じように、1000円分まで好きなものを選ぶことができる。留学生80人の半数はネパールから来ている。マスクを選んだ、ネパール出身のこちらの女性。辛い物が好きということで、ほかにはチリソースなどを選んだ。ご飯にそのまま混ぜて食べるそうだ。ラマサミタさん「コロナのせいで外で食事をしていないで、毎日家でごはんつくって食べている」。日本のアニメとドラマが大好きというこちらの男性。フランス出身で、回転ずし店で皿洗いのアルバイトをしている。手に取ったのは、米、玉子、マヨネーズ。シェングトニーさん「オムライスを作るため。アルバイトをする時間が少ないので給料も少ないので、学費や生活のためのお金が大変」。日本で観光関係の仕事に就きたいと話すトニーさん。コロナ禍で就職活動が不安だと話していた。龍澤学館・宍戸諭国際センター長「今回で分かった学生の好みを反映して、2回目以降はより学生が喜ぶものを集めて提供していきたい」。MCL専門学校グループでは今後、2か月に1回程のペースで、フードバンクの取り組みを行っていきたいとしている。
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