Source: https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/11/19/214202876
※この記事は、11月19日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
別府市の車椅子製造販売「大分タキ」が、第35回大分国際車いすマラソン大会(8日、大分市)に出場したネパールの2選手に、生活用の車椅子2台を贈った。見学に来た2人が古い車椅子を使っていたことから、同社が急きょプレゼントすることにした。
2人はクリシュナ・ラージュ・チョドリーさん(33)とジョティ・アリヤルさん(24)。大会後に別府市の太陽の家や大分タキを見学した。2人が乗っていた車椅子はかなり古く、タイヤがすり減り、ブレーキも効かないような状態だった。
状況を知った大分タキの上野茂会長(82)が、社内にあった中古の車椅子2台のタイヤを交換するなどして急きょプレゼントすることにした。上野会長は車椅子作りの指導などを通じて、アジアの障害者を支援してきたため、各国の福祉の現状にも詳しい。「ネパールでは障害者に車椅子がまだ十分行き渡っていない状況がある。贈った車椅子を生活に役立ててほしい」とする。
アリヤルさんは13日、チョドリーさんは17日にそれぞれ帰国した。チョドリーさんは「私たちにとって車椅子は足の代わりになるもの。感謝の気持ちでいっぱい。大切に使いたい」と話した。
※この記事は、11月19日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
2人はクリシュナ・ラージュ・チョドリーさん(33)とジョティ・アリヤルさん(24)。大会後に別府市の太陽の家や大分タキを見学した。2人が乗っていた車椅子はかなり古く、タイヤがすり減り、ブレーキも効かないような状態だった。
状況を知った大分タキの上野茂会長(82)が、社内にあった中古の車椅子2台のタイヤを交換するなどして急きょプレゼントすることにした。上野会長は車椅子作りの指導などを通じて、アジアの障害者を支援してきたため、各国の福祉の現状にも詳しい。「ネパールでは障害者に車椅子がまだ十分行き渡っていない状況がある。贈った車椅子を生活に役立ててほしい」とする。
アリヤルさんは13日、チョドリーさんは17日にそれぞれ帰国した。チョドリーさんは「私たちにとって車椅子は足の代わりになるもの。感謝の気持ちでいっぱい。大切に使いたい」と話した。
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