バングラデシュは、働く女性が増えている。世界銀行によると、同国の女性の労働市場参加率は、今後10年間に現在の34%から82%に上昇する可能性がある。女性の就業による毎年の国内総生産(GDP)への上乗せ効果は1.8%となる見通しだ。現地紙デイリー・スターが報じた。
同国政府が2010年に実施した労働力調査によると、労働市場に参加している女性の数は17万2000人だった。多くは農業と衣料品製造業に従事しており、近年もこの分野での就業が増加しているという。
女性の労働市場参加率(15歳以上)を他の南アジア各国と比較すると、インドの27%、パキスタンの25%より高いが、ネパールの80%より低い。なお、男性の参加率は約80%となっている。
世界銀行のダッカ駐在エコノミストはバングラデシュの女性の雇用促進について、工業、農業、サービス業と幅広い分野で投資流入による雇用創出が必要と指摘。今後の課題として、不平等な相続法の改正など法整備や、女性の社会進出を押しとどめている社会意識の変革などを挙げた。
同国政府が2010年に実施した労働力調査によると、労働市場に参加している女性の数は17万2000人だった。多くは農業と衣料品製造業に従事しており、近年もこの分野での就業が増加しているという。
女性の労働市場参加率(15歳以上)を他の南アジア各国と比較すると、インドの27%、パキスタンの25%より高いが、ネパールの80%より低い。なお、男性の参加率は約80%となっている。
世界銀行のダッカ駐在エコノミストはバングラデシュの女性の雇用促進について、工業、農業、サービス業と幅広い分野で投資流入による雇用創出が必要と指摘。今後の課題として、不平等な相続法の改正など法整備や、女性の社会進出を押しとどめている社会意識の変革などを挙げた。
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