2015年11月2日月曜日

ネパール 中国に燃料供給を依頼、中国が燃料油1000トン提供へ

2015年10月26日 12時00分

Source: http://www.xinhuaxia.jp/social/83720
Googleニュースより
インド紙「インディアン・エクスプレス」の25日付の報道によると、ネパール政府幹部が明らかにしたところでは、中国はネパールに対して1000トンの燃料油を提供する。最初の燃料は吉隆港を経由し数日後にはカトマンズへ輸送される。これによりネパールの燃料不足は緩和されると見られる。

ネパールのオリ首相は23日に駐ネパール中国大使を訪問し、燃料供給を依頼した。オリ首相の顧問はインドPTI通信の取材に対し中国が燃料1000トンの提供に同意することを確認している。ネパール石油会社の代表6人はチベットで中国関係者と燃料輸入の事項を協議した。閣僚数人で構成されたネパール代表団は、近日中に北京を訪問する。ネパールがインドから経済制裁を受けた際、中国とネパールの国境にある吉隆の通関は10月13日に再開し、ネパール国内の供給ひっ迫を緩和している。

ネパールが9月に発表した新憲法は、インド系住民の「マデシ」の「単独で連邦を構成する」という要求を満たしていなかった。インドはネパールに改憲を求めたが、拒否されると、ネパール向けの燃料や天然ガス供給を中止している。アナリストによると、長期的には、インドも最終的には巨大な被害を受けることになり、またネパールの反印感情は高まっている。ネパール紙によると、インドは南アジアを自分の内輪扱いし、いつも他国の内政に介入している。インドはいま、兄や友人ではなく、苛立たせる隣人に変化しているという。

(翻訳 李継東)

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