Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/464fc14c632709258dbaa036504c0479944a2cf4
『GODZILLA ゴジラ』(14)、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のギャレス・エドワーズがメガホンをとり、AIと人類が繰り広げる壮大な戦いを描くSFアクション『ザ・クリエイター/創造者』(10月20日公開)。舞台は50年後の近未来、AIがロサンゼルスで核爆発を引き起こしたことをきっかけに、US軍を中心とする人類によるAI殲滅戦が開始。高度な兵器を生みだす創造主“クリエイター”を暗殺する任務を受けた元特殊部隊員のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、潜入先で兵器と呼ばれたAIの少女、アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)と出会う。 【写真を見る】『AKIRA』を彷彿とさせる空間に潜んでいたAIの少女、アルフィー 大迫力かつ美麗な映像や音響がよりダイレクトに体感できる本作。ひと足先に試写会で鑑賞したファンが映画公式のX(Twitter)で実施中の「#ザ・クリエイターが予想を超えてきたキャンペーン」に寄せた感想コメントを引用しながら、本作の魅力に迫っていきたい。 ■「苦しすぎて涙が出た」誰もが共感できる“家族”や“愛”がテーマの基軸に SF大作ということでアクションや映像に言及する声が多いなか、「泣ける!」「感動した!」というドラマに対するコメントも目立った。大切な人を失った喪失感を抱えているジョシュアの苦悩、アルフィーとの新たな出会いだけでなく、人類による攻撃にさらされるなか家族や友人を守るために自己犠牲を厭わないAIたちの行動にも胸を締め付けられる…。本作は人類対AIの戦争をベースにしながら、絆や愛が大きなテーマになっている。 「これは“命”と“愛”にまつわる物語。いまの時代にこそ観てほしい今年ベスト級の大傑作」 「人間とAIの戦いを通して、容赦なく描かれる深い人間性や愛が胸に刺さって苦しい。苦しすぎて涙が出た」 「人と人、人とAI。まさに壮大な“愛”の物語でした。種族を超えたドラマと大きな愛に涙が止まらなかった」 「すごく感動した。家族愛やAIと人間の関係が描かれていて、いろんなことを考えながら、考えさせられる映画でした」 ■「登場人物みな個性的」ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、AI少女の子役にも絶賛の声が! このようなエモーショナルなドラマを体現したキャスト陣に称賛を送る声も多数。『TENET テネット』(20)などで知られる主演のジョン・デヴィッド・ワシントンに対して、「ギャレス・エドワーズならではの映像に『テネット』のジョン・デヴィッド・ワシントンのコンビ!最高すぎた!」や「隣の席の方と一緒にボロ泣き。ジョン・デヴィッド・ワシントンの主人公の変化を丁寧に見せる演技が見事だった」。また、人間と戦うAI軍のリーダー、ハルンを演じた渡辺謙にも「AI渡辺謙がめちゃめちゃかっこよかった」、「とにかく圧巻。ストーリー、映像、キャストすべてにおいて予想を超えてきました!本年度アカデミー賞候補かも。謙さんの助演男優賞も」といった言葉が贈られている。 キャストのなかでも特筆すべきは、AI少女アルフィー役のマデリン・ユナ・ヴォイルズ。本作が演技初経験にもかかわらず、軍が執拗に狙う兵器であり、ある理由から彼女を守ると誓ったジョシュアと種族を超えて固い絆で結ばれていく重要キャラクターを見事に演じ切って見せた。「錚々たるキャスト陣、最高でした!本作で俳優デビューの子役マデリンちゃん、将来有望すぎる!」、「アルフィーちゃんの演技から伺える人情の成長に感動!」といった声からも、抑えた感情表現ながら瞳で訴えかけてくるアルフィーの姿に大勢が心を動かされていたことがわかる。 このほか、「映像の迫力がただただすごい…!登場人物みな個性的でアリソン・ジャネイがばりよかった」など、クリエイター暗殺部隊を率いるUS軍大佐、ハウエルを演じたアリソン・ジャネイについてのコメントも見られた。 ■「世界観の作り込みがマジでこだわっている」『ブレードランナー』や『AKIRA』、日本カルチャーからの影響も 物語のおもな舞台で、クリエイターが潜んでいると言われる“ニューアジア”では人間とAIが共存し、互いに支え合いながら生きている。クリエイター暗殺任務以前にもこの地に潜入していたジョシュアはマヤ(ジェンマ・チャン)という女性と出会い、彼女の体内には新たな命も芽生えていたのだが、US軍によるAIへの爆撃に巻き込まれてしまう。以来、軍から距離を置き、無気力な日々を送っていたジョシュア。しかし、死んだと思われていたマヤの生存を示す情報を目にし、暗殺部隊の一員として再びニューアジアへ戻って来ることとなる。 このニューアジアは東南アジア辺り一帯に位置する設定で、ネパールやインドネシア、カンボジア、そして東京でも撮影された。多様なアジア文化が融合した場所として描かれており、近未来的な都市から田園地帯、水墨画のような山林や河川までその風景も様々。本作を制作するにあたって、エドワーズ監督は『ブレードランナー』(82)や『AKIRA』(88)、『地獄の黙示録』(79)といった作品に影響を受けていると公言しており、そういった類似作品や劇中に登場するメカニックやガジェットに言及するコメントもたくさん見られた。 「『地獄の黙示録』や『ブレードランナー』、『子連れ狼』をはじめとした様々な映画オマージュも多く、監督の映画“AI=愛”が伝わる作品だった」 「SF好きにはたまらないデザインやディテールの数々、そして息を呑むほど壮大で美しい世界観とストーリー、僕の望んでいたものがすべて詰め込まれている」 「ほかのSFとは一線を画す創造性やアイデア、発展途上のアジアの風景と近未来技術の調和、まったく違和感がなく観ていて居心地がよかった」 「映像もガジェットも魅力満点、広がるアジアの風景にロボットの溶け込む映像はまったく新しい」 劇中には日本語表記も数多く見られ、「ゴジラ」など特撮作品を愛するエドワーズ監督のこだわりも感じさせる。そんな日本カルチャーを巧みに取り入れた手法と独創性を絶賛する意見も。 「SF映画の世界における日本やアジアの表現が完璧すぎる」 「『攻殻機動隊』でも見られたバックアップが可能になった生命はどこまでが生命なのかというテーマをAIでやっている感じ」 「日本の作品に影響を受けたというオマージュ描写にニヤリとする場面も」 AI殲滅にあたりUS軍は、はるか上空からミサイルを発射する移動型の攻撃基地「ノマド」を投入。ビーチや山村でUS軍とAI軍による白兵戦も展開され、エドワーズ監督の代表作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を彷彿させる描写も随所に登場する。ファンからは「これが、“シン・ローグ・ワン”だ」という声も挙がっている。 「『ローグ・ワン』のギャレス・エドワーズ監督の作品なだけあって世界観がすごかった!兵器やメカがところどころレトロでSWぽかった」 「『ローグ・ワン』の感じがかなり好きなので、映画が終わったあとの満足度が100%でした!!」 ■「AIとの決別か共存か」未来について考えさせられるリアリティ 本作におけるAIは、日々の生活の補助から医療、警察、スポーツや娯楽にも浸透。機械的なロボットAIもいれば、一見すると人類と区別のつかない模造人間というAIも現れ、人間とAIが深く関わり合った社会が形成されている。そのなかで、AIが家族を作ったり、人間とAIの間で特別な絆が生まれたりもしており、逃避行のなかで父子のような関係性を築いていくジョシュアとアルフィーの存在は、観る者に様々な感情を思い起こさせる。ChatGPTなどAIが身近になり、その関わり方についても議論が交わされる現代社会において、本作はまったくの絵空事とは言えず、そのリアリティさについても多くの声を聞くことができた。 「近未来、これが現実になるのでは!?ロボットやAIとの共生は可能なのか!?スピード感があって世界観にのめり込んでしまいました」 「AIとの決別か共存か。SF映画でありながら、実際にありそうだと感じる世界観がすてきでした」 「『AIも人間と同じ』という台詞にグッときました。AIと共存している世界…こんな世界もありかなと思いました」 「なにを以って人間とAIを区別するのか?そう考えさせられた」 このほかにも、「“人間vs.AI”のよくある話。と思いきや、すべてが予想の逆を行く」や「明らかにほかのSFとは一線を画す創造性やアイデア、発展途上のアジアの風景と近未来技術の調和、まったく違和感がなく観ていて居心地がよかった!この世界観をもっと観たい」といったコメントもあり、日本の観客も大満足している様子。映像やアクションに興奮し、ドラマ性には感動させられる『ザ・クリエイター/創造者』は、未来社会を描く予言的な作品としても観逃せない!より大きなスクリーンで、その世界観をたっぷりと堪能してほしい。 構成・文/サンクレイオ翼

0 件のコメント:
コメントを投稿