Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/022e859f48b687946a16589619fa747571c2b11b
長崎県諫早市の鎮西学院大で学ぶ留学生たちに、今年も「謎のサンタさん」からクリスマスプレゼントが届き、17日、姜尚中学長から手渡された。 【写真】「謎のサンタ」からの贈り物を受け取り、姜尚中学長(中央)と記念撮影する留学生たち=2021年12月17日、長崎県諫早市の鎮西学院大 プレゼントは「異国の地でがんばっている留学生を励ましたい」と、1983年からクリスマス直前に匿名の贈り主から届けられており、99年からは別の人物が引き継ぐ形で現在に至っている。今年は全留学生24人分の洋菓子の詰め合わせが届いた。 姜学長は大学構内のチャペルに集まった16人の留学生たちに対し、自分がかつて旧西ドイツに留学した時、クリスマスイブに1人で部屋で過ごすはずが、見知らぬ人から家に招かれ、温かい食事をごちそうになったエピソードを披露。「今回のプレゼントもそうだが、こういう人の善意は心にあかりをともしてくれます」と語りかけ、1人ずつプレゼントを手渡した。 留学生は中国、インド、タイ、ネパールなど、みなアジア各国出身だ。ベトナムから留学している外国語学科4年のダム・ティ・フェさん(28)は「昨年の2月に一時帰国してから、コロナ禍のため家族と電話でしか話せていない。とても寂しい時なので、普通のプレゼントよりうれしく感じます。できれば、直接会って感謝の気持ちを伝えたい」と話した。(森川愛彦)
朝日新聞社
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