Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/7ce837bd3cc84d9b87fefcfb9d7f1f873a251b5b
配信、ヤフーニュースより
国内でも初めて新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が確認されましたが、30日、政府は外国人の入国を停止しました。岩手県内の専門学校では留学生の受け入れをめぐり対応に追われています。 (岸田首相) 「緊急避難的な予防措置として、まずは外国人の入国については11月30日午前0時より全世界を対象に禁止をいたします」 政府は30日、オミクロン株の国内でのまん延を防ぐため、年内の外国人の新規入国を停止しました。今月8日に入国が緩和されたビジネス目的の短期滞在者や留学生なども対象です。 盛岡市内の専門学校の日本語学科では、去年4月に入学を予定していたものの新型コロナの影響で足止めされていた留学生14人を受け入れる準備が整ったばかりでした。 (盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校 日本語学科長 樋口亮さん) 「変異株が出てきて政府としては早く手を打ったという事は理解はできますが、受け入れる我々としては非常に急なタイミング」 真剣な表情で漢字の授業に臨むのは、去年10月に入学した生徒たちです。政府は去年10月から今年1月にかけて入国の制限を緩和していて、彼らはこのタイミングで入国することができました。一方、去年4月入学の留学生は未だ入国が叶わず、入学時期の逆転現象が起きていたのです。今年度と合わせて入学ができずにいる留学生は68人いて、母国での待機を余儀なくされています。 (ネパールからの留学生 クマリ・ロジさん) 「私のクラスは(日本に)来ることができたので嬉しい。来られない人のことを考えたら、残念に思う」 (盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校 日本語学科長 樋口亮さん) 「目途が立てば、学校側も留学生もモチベーションが続くのでしょうけど、いつ(入国制限が)解除されるのかどうかわからない状況が続くと非常に厳しいかなと」 今在籍している20人の留学生すべてが来年3月の卒業予定です。足止めが続き、来年4月に新たな留学生を迎えることができなければ生徒数がゼロになる可能性も。日本語を学びたい一心で入国の時を待つ留学生に対しては「感謝」の気持ちだと話します。 (盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校 日本語学科長 樋口亮さん) 「ずっと先が見えない状況の暗いトンネルをよく我慢して待ってくれました。入国してからも夢の実現に向かって頑張ってくれるものと期待していきたい」 新たな変異株は岩手県内にも影響をもたらしています。
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