Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/b628be7ac49ade79ca9093a2d61b67b7111b0f32
沖永良部島の和泊町に住むグルン・ビネーさんが11月15日、原付きバイクの免許証を手に入れた。8月と9月に2度受験したが合格点には届かず、10月に挑戦した結果、「三度目の正直」での合格となった。(奄美群島南三島経済新聞) 【写真】合格祝いに同僚からプレゼントされたTシャツを手にするビネーさん ビネーさんはネパール出身で、2021年11月から同島に居住。普段は介護士として同町の介護施設に勤務している。免許を取ろうと思ったきっかけについて、ビネーさんは「職場も近く、徒歩で生活できると考えていたが、夏に暑い日の通勤が3日間続いて疲れたことで『生活を変えないといけない』と思った」と当時を振り返る。 受験に当たり、日本人の同僚らが受験方法を調べて申込書を用意するなどの支えがあったという。ビネーさんが講習を受けられるようにするため自動車学校まで車で送迎した西直樹さんは「行動範囲が広がるのはいいこと。職場にはミャンマーから来た職員もおり、島は想像した日本と違うかもしれないが頑張っている。彼を見て他の人の自信になれば」と期待を込める。 ビネーさんは「たくさんの人に手伝ってもらった分、期待に応えないといけないと思った。合格を伝えると、翌日に同僚からプレゼントをもらった」とはにかむように笑う。 晴れて念願の免許証を手に入れたビネーさんだが、原付きバイクはまだ手に入れておらず、現在は貸してくれる人を探しているという。「手に入ったら、天気の良い日に田皆岬や(同島内最高峰の)大山に行ってみたい」と話す。
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