Source: http://www.sankei.com/west/news/160116/wst1601160058-n1.html
2016.1.16
2016.1.16
石油や天然ガスといった豊富な資源を有するカタールは、1人当たりの国内総生産(GDP)が世界トップクラスで、外務省のホームページによると2014年現在約9万4千ドルと日本の2倍強。人口は約226万人だが、06年ドーハ・アジア大会が開催された際、本紙は約80万人と報道しており、10年足らずで3倍とこちらも驚異的な伸びだ。
もっとも、カタール人は約25万~30万人。経済成長が進む同国を支えているのは外国人労働者だ。建設ラッシュに沸く街中では、多国籍に見える建設従事者たちが地べたに座って休む姿が見られる。ネパール人男性は「毎日11時間も働いている」と愚痴をこぼし、国境を越えて転職したばかりのエチオピア人男性は「カタールの方が稼げるからこそ、ここにいるんだ」と話してくれた。アラビア半島の“裕福な小国”の実情が垣間見えた。(ドーハ 吉原知也)
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