Source:https://news.yahoo.co.jp/articles/ed71d3337588567d6b3f0f82d3bbdebcbbd9e3d6
厚生労働省のクラスター対策班で、東北大学大学院の小坂健教授が7日、TBS系で放送された「ひるおび!」に生出演。新型コロナウイルスの感染急拡大が止まらないインドからの入国に対する日本の水際対策への緩さや遅さを指摘し「お願いベースでは危機管理できない」と訴えた。 インドでは感染力が強いインド株が猛威をふるっており、世界各国が入国に強い規制をするなか、日本では5月1日から入国前の検査、入国時の検査に加え、「検疫所が指定する宿泊施設での3日間の待機」を要請する措置を施行した。しかし、この措置では弱いとの声が多く、政府は「3日間の待機」を「6日間」に、インドからの入国だけでなく、パキスタン、ネパールなどの隣国も含めた措置とすることを検討している。 小坂氏は「インドだけでなくパキスタン、ネパール、周辺地域も多くの国はストップしている。日本は(水際対策が)遅いし、やり方が緩いし、“ザル”と言われている。すぐにこれ(強い水際対策)をやっていかないと流入を止めるのは難しいのでは。あるいはすでに(インド変異株が)入ってきているのは分かっていますが、いかに広がりを抑えるのか。(流入を水際で止めるのと感染拡大を防ぐことを)両方一緒にやってほしいと思ってます」と日本の水際対策の遅さ、緩さに疑問。「お願いベースでは危機管理はできない」と強制力の必要性を指摘していた。
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